倉富勇三郎日記 3

クラトミユウザブロウニッキダイサンカン

倉富勇三郎日記 第三巻  3

大正一二年・大正一三年  

倉富勇三郎日記研究会 編

発売日 2015/02/10

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05303-9

ページ数 1,492 頁   Cコード 0321

定価 33,000円 (本体価格30,000円)

シリーズ: 倉富勇三郎日記
日本近現代史研究の第一級史料ついに刊行なる!大正末から昭和初期にかけて枢密院議長をつとめた倉富勇三郎が書き残した、世界最大級の日記を翻刻、通読可能に。松尾尊兊氏、佐野眞一氏推薦。

【内容紹介】

日本近現代史研究の第一級史料ついに刊行なる!大正末から昭和初期にかけて宮内省高官・枢密院議長をつとめた倉富勇三郎が書き残した、圧倒的分量と詳細きわまる記述、そして文字読解の難解さで名高い日記がついに通読可能に。他では決して知ることのできない近現代の舞台裏の数々を初めて明らかにする、日本近現代史研究の第一級資料。第三巻では、関東大震災の発生とその後の混乱、官制改革に端を発する宮内省の内部対立など、大正12・13年の政治の裏面が詳細に描かれる。「日本近代史学会における近来の快挙」(松尾尊兊氏)、「歴史好きの読書家にとってこれ以上の喜びはあろうはずがない」(佐野眞一氏)。

【著者紹介】

倉富勇三郎日記研究会 (クラトミユウザブロウニッキケンキュウカイ)

代表=永井和(ながいかず)。
永井和…1951年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学/博士(文学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。専攻、日本近現代史。
主要編著書―『近代日本の軍部と政治』(思文閣出版、1993年)、『青年君主昭和天皇と元老西園寺』(京都大学学術出版会、2003年)、『日中戦争から世界戦争へ』(思文閣出版、2007年)。