希望の医療シリーズ

ショクモツアレルギートイキルシジンノモノガタリ    オタンジョウビモイノチガケ

食物アレルギーと生きる詩人の物語  お誕生日も命がけ

サンドラ・ビーズリー 著
中村哲也 監修
桐谷知未 訳

発売日 2015/02/25

判型 四六判   ISBN 978-4-336-05807-2

ページ数 324 頁   Cコード 0098

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

シリーズ: 希望の医療シリーズ (キボウノイリョウシリーズ)
様々な医療分野で活躍する人々を、また病気に苦しむ方々を励まし勇気づけることを趣旨とし、ノンフィクションや小説、研究書等で構成される。

【内容紹介】

著者のサンドラ・ビーズリーは、生まれた直後から広範囲にわたる重い食物アレルギーに悩まされてきた。乳製品、卵、大豆、牛肉など、20種類以上のアレルゲンを少しでも摂取すると、命にかかわるアナフィラキシーショックを起こしてしまうのだ。ふつうの人々にとってのごちそうが「毒」になってしまう環境のなかで生きてきた著者が、アレルギーとの闘いの日々、家族や恋人との関係を率直に語り、アレルギーのしくみや治療のありかたについて考察する。近年急増しつつあるアレルギー患者に勇気を与え、患者に対する理解を深めるために役立つ一冊。

【著者紹介】

サンドラ・ビーズリー (サンドラ・ビーズリー)

1980年生まれ。詩人、ノンフィクション作家。2007年にデビュー作の詩集『セオリーズ・オヴ・フォーリング』で詩文学新人賞を、2009年に2作めの詩集『アイ・ワズ・ザ・ジュークボックス』でバーナード女性詩人賞を受賞。また、《オックスフォード・アメリカン》、《ワシントン・ポスト・マガジン》、《ニューヨーク・タイムズ》などで定期的にコラムを執筆している。ワシントンDC在住。

中村哲也 (ナカムラテツヤ)

1989年、帝京大学医学部大学院修了。1991年、板橋中央総合病院院長就任。2006年、関東・東北・北海道に複数の医療法人を有するIMSグループの理事長に就任。2007年、板橋中央総合病院総院長となる。現職として、アジア慢性期医療協会理事長、全国公私病院連盟常務理事、板橋中央看護専門学校、イムス横浜国際看護専門学校の校長などを兼ねる。

桐谷知未 (キリヤトモミ)

東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。翻訳家。