西尾幹二全集 14

ジンセイロンシュウ

人生論集

西尾幹二 著

発売日 2014/07/11

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05393-0

ページ数 672 頁   Cコード 0310

定価 8,140円 (本体価格7,400円)

シリーズ: 西尾幹二全集
ヨーロッパ留学以来の自分史、知識人との対話・対論、文学評論、そしてショーペンハウアーを読み解き、教育論を説き、自由や人生の価値を具体化し、世界や日本の歴史、戦後史観を明らかにする。新しいニーチェ研究で衝撃のデビューを果たし、戦後日本のあり方を深く、多角的に洞察してきた「知の巨人」西尾幹二の集大成。

【内容紹介】

人生論集の集大成。 ドイツ哲学に精通した著者の様々な経験を通して人生の深淵と価値を提起、男子一生の問題を問う。池田俊二氏と「人生の自由と宿命について」対話。珍しい随筆集、等。
1.人生の深淵について 2.人生の価値について 3.人生の自由と宿命について 4.男子、一生の問題 5.随筆集 追補1.「思想」の大きさについて 小浜逸郎氏 追補2. ドイツからの手紙 川口マーン惠美氏

【著者紹介】

西尾幹二 (ニシオカンジ)

評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウアーの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。