メイジリメンシ ジョウ
明治裏面史 上
伊藤痴遊 著
発売日 2013/04/23
判型 A5 ISBN 978-4-336-05642-9
ページ数 208 頁 Cコード 0021
定価 1,980円 (本体価格1,800円)
【内容紹介】
二十世紀の前半に大活躍した講釈師・伊藤痴遊が、黎明期日本政治の裏側を人物中心にもの語る。大久保利通、伊藤博文、西郷隆盛、乃木希典等等がまだ歴史上の人物でなく、記憶に新しい時代の描写ならではの迫力が胸を撃つ。
日本の歴史を知らぬ青年が多いようだ。……その人の思想はどんなふうになるか懸念に堪えない。そこで私は維新前後から明治にかけての歴史を、人物本位で書くように努力して、順序を追って纏めた。殊に、たいがいの人は口にださないようなことまで相当に曝け出してある。(著者序文より)
【著者紹介】
伊藤痴遊 (イトウチユウ)
一八六七─一九三八年。
明治、大正、昭和最大の風刺家。ジャーナリスト、衆議院議員。