ニチロセンソウダイサングンカンケイシリョウシュウ

日露戦争第三軍関係史料集

大庭二郎日記・井上幾太郎日記でみる旅順・奉天戦  

長南政義 編

発売日 2014/06/25

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05638-2

ページ数 772 頁   Cコード 0021

定価 19,800円 (本体価格18,000円)

【内容紹介】

毀誉褒貶相半ばする乃木希典司令官率いる第三軍。乃木司令官は名将であったのか、愚将であったのか?作戦は的確であったのか否か?大庭二郎参謀副長、井上幾太郎参謀、白井二郎作戦主任参謀の、これまでほとんど紹介されて来なかった日記と回想録で、旅順攻囲戦と奉天会戦における第三軍の真実に迫る。

【著者紹介】

長南政義 (チョウナンマサヨシ)

戦史研究家。宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。
論文に、「第三軍参謀たちの旅順攻囲戦―「大庭二郎中佐日記」を中心とした第三軍関係者の史料による旅順攻囲戦の再検討―」『國學院法研論叢』第39号(國學院大學、2012年)など、著書に、『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)などがある。