映画論叢 29

エイガソンソウニジュウキュウ

映画論叢 29

丹野達弥 編

発売日 2012/03/21

判型 A5   ISBN 978-4-336-05508-8

ページ数 128 頁   Cコード 0374

定価 1,100円 (本体価格1,000円)

シリーズ: 映画論叢
日本映画マニア必携、メジャーの映画言論を挑発する本格映画誌。

【内容紹介】

カール・ドライヤーと並ぶデンマーク映画サイレント期の巨匠、ベンヤミン・クリステンスンの再評価。東宝、大映のセクシー女優・中田康子の生涯。謎多い阪妻ユ社をはじめとするB級映画社群を、劇場プログラムで読み解く。ギャング役者・高宮敬二の覚醒剤事件の真相。独立系成人映画に流れて行った戦前スターたちの運命。森卓也の立川談志追悼。デジタル化を巡る興行界のドタバタ。等々、今号も話題満載。

【著者紹介】

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。