西尾幹二全集 9
ブンガクヒョウロン
文学評論
西尾幹二 著
発売日 2014/02/21
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05388-6
ページ数 808 頁 Cコード 0310
定価 8,580円 (本体価格7,800円)
- シリーズ: 西尾幹二全集
- ヨーロッパ留学以来の自分史、知識人との対話・対論、文学評論、そしてショーペンハウアーを読み解き、教育論を説き、自由や人生の価値を具体化し、世界や日本の歴史、戦後史観を明らかにする。新しいニーチェ研究で衝撃のデビューを果たし、戦後日本のあり方を深く、多角的に洞察してきた「知の巨人」西尾幹二の集大成。
【内容紹介】
『平家物語』、小林秀雄、村上春樹などその時代を揺さぶった文学作品の数々を新聞、雑誌等に評論してきた西尾幹二が、全集のため自ら掘り起し、ここに全貌を集大成する。江藤淳との対談も収録。西尾の愛読者でも多くは初読。
【著者紹介】
西尾幹二 (ニシオカンジ)
1935-2024年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。電気通信大学名誉教授。翻訳書にニーチェ『悲劇の誕生』(中公クラシックス)、ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』(中公クラシックス)など。著書に『江戸のダイナミズム』『異なる悲劇 日本とドイツ』(文藝春秋)、『ヨーロッパの個人主義』『自由の悲劇』(講談社現代新書)、『ヨーロッパ像の転換』『歴史の真贋』(新潮社)、『あなたは自由か』(ちくま新書)、『日本と西欧の五〇〇年史』 (筑摩選書)など。『西尾幹二全集』(全22巻、補巻2冊。国書刊行会)を刊行中。