ボルヘス・コレクション

ボルヘスノシンキョクコウギ

ボルヘスの「神曲」講義

ホルヘ・ルイス・ボルヘス 著
竹村文彦 訳

発売日 2001/05/15

判型 四六判   ISBN 978-4-336-04295-8

ページ数 210 頁   

定価 2,640円 (本体価格2,400円)

シリーズ: ボルヘス・コレクション
夢の迷宮を思わせる精巧な作品で、めくるめく言語宇宙を構築した20世紀最大の文学者ホルヘ・ルイス・ボルヘス――このアルゼンチンの巨匠が遺した驚異的な文学遺産の中から、小説作品に劣らない多彩な魅力を放つ、博識うずまく重要な評論エッセーを一堂に集める。全7冊中、6冊が本邦初訳。

【内容紹介】

「あらゆる文学の頂点に立つ作品」とボルヘスがたたえる、ダンテの『神曲』をめぐる9つの随想。「第四歌の高貴な城」「スィーモルグと鷲」ほか。ブレイクのカラー挿画入り。

【著者紹介】

ホルヘ・ルイス・ボルヘス (ホルヘルイスボルヘス)

1899年ブエノスアイレスに生まれる。教養豊かな家庭に育ち、年少よりヨーロッパ諸国を移り住んだ。六歳の頃から早くも作家を志望し、驚くべき早熟ぶりを示す。アルゼンチンに帰国後、精力的な文学活動を開始。一九六一年国際出版社賞を受賞。その後、著作は全世界で翻訳されている。20世紀を代表する作家の一人。
驚異的な博識に裏打ちされた、迷宮・鏡・円環といったテーマをめぐって展開されるその幻想的な文学世界は、日本でも多くの愛読者を持ち、全作品のほとんどが翻訳出版されている。一九八六年スイスにて死去。
小説に『伝奇集』『ブロディーの報告書』『創造者』『汚辱の世界史』(以上岩波書店)『エル・アレフ』(平凡社)『砂の本』(集英社)、評論に『続審問』『七つの夜』(以上岩波書店)『エバリスト・カリエゴ』『論議』『ボルヘスのイギリス文学史』『ボルヘスの北アメリカ文学史』『ボルヘスの「神曲」講義』(以上国書刊行会)『永遠の歴史』(筑摩書房)、詩に『永遠の薔薇・鉄の貨幣』(国書刊行会)『ブエノスアイレスの熱狂』(水声社)、アンソロジーに『夢の本』(国書刊行会)『天国・地獄百科』(水声社)などがある。

竹村文彦 (タケムラフミヒコ)

1958年生れ。東京大学助教授。主要訳書--パス『泥の子供たち』(水声社)、『ピカレスク小説名作選』(共訳、国書刊行会)ほか。