ヒロインの時代

ウズ

G.ギッシング 著
太田良子 訳

発売日 1989/07/24

判型 四六判   ISBN 978-4-336-02733-7

ページ数 470 頁   

定価 3,738円 (本体価格3,398円)

シリーズ: ヒロインの時代
19世紀末、イギリス小説のヒロインは変貌を遂げる――伝統的な「家庭の天使」から、個性と存在感をもった女たちへ。鮮烈な女性像を刻む6篇の長編小説を中心に、新しいヒロインとその時代を多角的に描き出し、「女性の時代」への出発点をかえりみる。この100年、わたしたちはどれだけ自由になったのだろう。

【内容紹介】

妻の座に飽きたらず、ヴァイオリニストとしての成功を夢見るアルマ。だが静穏な生活を望む夫とは、心がすれ違ってゆく……。巨大な消費文化に呑みこまれた人々の狂騒を背景に、1人の女性の悲劇を描く名作。

【著者紹介】

G.ギッシング (ジョージギッシング)

太田良子 (オオタリョウコ)

1939年東京生まれ、旧姓小山。東京女子大学卒、1962年受洗、1964年結婚、1971-75年夫と長女とともにロンドン在住。1979年東京女子大学大学院修了、1981年東洋英和女学院短期大学英文科に奉職。1994-95年ケンブリッジ大学訪問研究員、1998-2009年東洋英和女学院大学国際社会学部教授。東洋英和女学院大学名誉教授、日本文藝家協会会員、エリザベス・ボウエン研究会代表、日本基督教団目白教会会員。主な翻訳書にアンジェラ・カーター『ワイズ・チルドレン』(早川書房)、ルイ・ド・ベルニエール『コレリ大尉のマンドリン』(東京創元社)、E・ボウエン『エヴァ・トラウト』『リトル・ガールズ』『愛の世界』『ボウエン幻想短篇集』(国書刊行会)、『パリの家』『日ざかり』『心の死』(晶文社)他。