ドイツの世紀末 1

ウィーン

ウィーン

聖なる春   旧版

池内紀 編

発売日 1987/12/18

判型 A5判   ISBN 978-4-336-02696-5

定価 3,960円 (本体価格3,600円)

シリーズ: ドイツの世紀末

【内容紹介】

成熟から爛熟の過程にあったひとつの有機的な精神空間――世紀末ウィーン。そこに漂っていた香気と様々な「小レオナルドたち」の試みを生き生きと再現する。クラウス、ホフマンスタール、フロイト、クビーン等全45篇を収録。

【著者紹介】

池内紀 (イケウチオサム)

1940年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ文学者。主要著訳書:『ウィーンの世紀末』白水社(1981年)、『温泉』白水社(1982年)、『恋愛読本』彌生書房(1984年)、『猿飛レゲンデ』沖積舎(1985年)、ブライ『同時代人の肖像』法政大学出版局(1981年)、アメリー『罪と罰の彼岸』法政大学出版局(1985年)など。