ドイツ・ロマン派全集 19
シジンタチノカイロウ
詩人たちの回廊
日記・書簡・回想集
前川道介/平田達治/渡辺洋子/鈴木潔 編
発売日 1991/07/23
判型 四六判 ISBN 978-4-336-03053-5
ページ数 358 頁
定価 3,738円 (本体価格3,398円)
- シリーズ: ドイツ・ロマン派全集
- 無限を指向し高みへ至らんとした言葉は、ゲルマンの森のメルヒェンに結晶した―18世紀末から19世紀初頭のドイツで「宇宙をへめぐる旅を夢み」、美と幻想の王国を構築した一群の人々―ドイツ・ロマン派。その文学・芸術・思想の精華を、全22冊に集大成した本邦初の本格的《ドイツ・ロマン派》全集。
【内容紹介】
密かに綴られた日記や書簡、同時代人や師友の証言等が交錯して、追憶と予感にふるえる魂たちの肖像がうかびあがる。ジャン・パウル、アイヒェンドルフ、ルンゲ、フリードリヒ他未紹介の資料を博捜して構成。
【著者紹介】
前川道介 (マエカワミチスケ)
1923年~2010年。京都大学大学院中退。同志社大学名誉教授。著書に、「ドイツ怪奇文学入門」(綜芸社)、「ドイツ怪奇物語」(潮文社)、訳書に「ドイツ・ロマン派全集」全22巻、「現代ドイツ幻想短篇集」(ともに国書刊行会、編集・共訳)、エーヴェルス「プラークの大学生」、ハルボウ「メトロポリス」(ともに東京創元社)などがある。