バベルの図書館 17

スティーヴンソン 

スティーヴンソン 

声たちの島   

R・L・スティーヴンスン 著
高松雄一/高松禎子 訳

発売日 1989/10/24

判型 A5変型判   ISBN 978-4-336-02572-2

ページ数 176 頁   

定価 1,923円 (本体価格1,748円)

シリーズ: バベルの図書館
イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻にみずから序文を付した、夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、文学のすべてがこの30冊のなかに! イタリア・オリジナルの装幀。

【内容紹介】

『宝島』の作者として名高いスティーヴンソンの絶妙な短篇4篇を収録。タヒチに伝わる超自然的な話を換骨奪胎した表題作に、死んだ魔女を侍女にした牧師の戦慄譚「ねじれ首のジャネット」他。

【著者紹介】

R・L・スティーヴンスン (ロバート・ルイス・スティーヴンスン)

1850-1894年。エディンバラ生まれ。『宝島』、『ジキル博士とハイド氏』、『新アラビア夜話』などの名作で知られるイギリスの文豪。晩年は病と闘いながら南太平洋を歴訪、サモアに移住し、同地で没した。

高松雄一 (タカマツユウイチ)

1929年生まれ。駒澤大学教授。主要著訳書に『シェイクスピア「恋人の嘆き」とその周辺』、ジョイス『ダブリン市民』同『ユリシーズ』等がある。

高松禎子 (タカマツテイコ)