ロシア・アヴァンギャルド 2

テアトル

テアトル  

演劇の十月  

浦雅春/武隈喜一/岩田貴 編

発売日 1988/04/24

判型 A5判   ISBN 978-4-336-02479-4

ページ数 520 頁   

定価 5,500円 (本体価格5,000円)

シリーズ: ロシア・アヴァンギャルド (ロシアアヴァンギャルド)
芸術は、今世紀初頭のロシアにあって、社会革命とも複雑に絡まり合い、歴史上未曽有のエネルギーを獲得する。趣味的で狭隘な芸術を否定し、芸術を広場、街頭、民衆のなかへ解き放とうとしたロシア・アヴァンギャルド。そのスタイル、理論、問題意識は、今日なおわれわれを刺戟しつづける。本全集は、全8巻というかつてない規模でこの巨大な芸術運動の全貌を追求したものである。

【内容紹介】

劇場の閉ざされた舞台から街頭へ―演劇の革命化を企てたソビエト演劇は既成の演劇理念を大きく覆した。身体及び演劇をメディアの側面から新たに組替えた実験の数々。マヤコフスキイ、メイエルホリド他。

【著者紹介】

浦雅春 (ウラマサハル)

1948年生まれ。早稲田大学大学院露文科博士課程中途退学。東京大学大学院総合文化研究科教授。訳書にゴーゴリ『鼻・外套・査察官』(光文社古典新訳文庫)、 『チェーホフ傑作短篇集』(河出文庫)などがある。

武隈喜一 (タケクマキイチ)

岩田貴 (イワタタカシ)