世界探偵小説全集 43

マオウノアシアト

魔王の足跡

ノーマン・ベロウ 著
武藤崇恵 訳

発売日 2006/01/01

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04443-3

ページ数 370 頁   

定価 2,860円 (本体価格2,600円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

ある朝、雪原の真中に立つ大木の枝に死体がぶら下がっていた。周囲に残された足跡からはまるで何者かが彼を殺したあと虚空へ飛び立ったとしか思えなかった。熱狂的ファンを持つ幻の本格派ベロウ、待望の初紹介。

【著者紹介】

ノーマン・ベロウ (ノーマンベロウ)

武藤崇恵 (ムトウタカエ)