世界探偵小説全集 42

デンプラーケノサンゲキ

テンプラー家の惨劇

ハリントン・ヘクスト 著
高田朔 訳

発売日 2003/06/05

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04442-6

ページ数 332 頁   

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

英国有数の名家を脅かす不気味な黒い影。次々に殺戮を繰り返す正体不明の殺人鬼の跳躍に、警察も全く為すすべがなかった。強烈なサスペンスと驚愕の真相。ヘクスト=フィルポッツの異色ミステリ。

【著者紹介】

ハリントン・ヘクスト (ハリントンヘクスト)

高田朔 (タカダサク)

静岡県生まれ。中央大学法学部、東京都立大学人文学部卒業。訳書に、グリーン『ジョン・ディクスン・カー/奇蹟を解く男』(共訳、国書刊行会)などがある。