世界探偵小説全集 40

シエノリュウコウ

屍衣の流行

マージェリー・アリンガム 著
小林晋 訳

発売日 2006/09/01

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04440-2

ページ数 416 頁   

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

華やかな生活を送る女優ジョージアをとりまく男たちの死。謎の失踪を遂げた前夫が死体で発見され、数日後現在の夫が飛行機内で謎の死を遂げる。クリスティーがその才能を羨んだという巨匠の傑作。

【著者紹介】

マージェリー・アリンガム (マージェリーアリンガム)

小林晋 (コバヤシススム)

1957年、東京都生まれ。東京大学工学部卒業。訳書は、レオ・ブルース『三人の名探偵のための事件』(新樹社)、『ロープとリングの事件』(国書刊行会)、『骨と髪』(原書房)、『ビーフ巡査部長のための事件』、『レオ・ブルース短編全集』(扶桑社)、スタンリー・ハイランド『国会議事堂の死体』(国書刊行会)、マージェリー・アリンガム『屍衣の流行』、A・B・コックス『プリーストリー氏の問題』(晶文社)など多数。