世界探偵小説全集 37

エンタクチノキリ

塩沢地の霧

ヘンリー・ウエイド 著
駒月雅子 訳

発売日 2003/02/12

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04437-2

ページ数 358 頁   

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

海辺の村で暮らす画家夫婦は、執筆にやってきた有名な作家と知り合いになる。そしてある深い霧の夜、姿を消した作家は数日後死体となって発見された。30年代に書かれた最高のミステリとも評された作品。

【著者紹介】

ヘンリー・ウエイド (ヘンリーウエイド)

駒月雅子 (コマツキマサコ)

翻訳家。慶応義塾大学文学部卒業。訳書にスティーヴンスン&オズボーン『難破船』(早川書房)、コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」シリーズ(角川書店)他、多数。