世界探偵小説全集 35

コッカイギジドウノシタイ

国会議事堂の死体

スタンリー・ハイランド 著
小林晋 訳

発売日 2000/01/08

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04165-4

ページ数 124 頁   

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

改修工事中の時計塔の壁の中からミイラ化した他殺死体が発見された。100年前の物と推定されたこの死体をめぐって繰り広げられる推理の饗宴。アイルズがただ一言、「真の傑作」と評した知られざる名作。

【著者紹介】

スタンリー・ハイランド (スタンリーハイランド)

小林晋 (コバヤシススム)

1957年、東京都生まれ。東京大学工学部卒業。訳書は、レオ・ブルース『三人の名探偵のための事件』(新樹社)、『ロープとリングの事件』(国書刊行会)、『骨と髪』(原書房)、『ビーフ巡査部長のための事件』、『レオ・ブルース短編全集』(扶桑社)、スタンリー・ハイランド『国会議事堂の死体』(国書刊行会)、マージェリー・アリンガム『屍衣の流行』、A・B・コックス『プリーストリー氏の問題』(晶文社)など多数。