世界探偵小説全集 31
ジャンピングジェニイ
ジャンピング・ジェニイ
アントニイ・バークリー 著
狩野一郎 訳
発売日 2001/12/15
判型 四六変型判 ISBN 978-4-336-04161-6
ページ数 350 頁
定価 2,750円 (本体価格2,500円)
- シリーズ: 世界探偵小説全集
- 1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!
【内容紹介】
人気作家の家で開かれた仮装パーティの席上、過激な言動で周囲の顰蹙をかっていた女性が、余興に設えられた絞首台にぶら下がって死んでいるのが発見される。本格スピリットあふれるバークリー中期の傑作。
【著者紹介】
アントニイ・バークリー (アントニイバークリー)
1893年~1971年。オクスフォード大学卒業後、第一次世界大戦に陸軍大尉として従軍。その後雑誌『パンチ』の常連寄稿家としてユーモア小説などを発表し、1925年に「?」名義で出版した『レイトン・コートの謎』が評判となる。以降革新的な作風で推理小説を量産、人気を博した。
狩野一郎 (カリノイチロウ)
1961年、神奈川県生まれ。神奈川県立多摩高等学校卒業。藤原編集室翻訳課所属。