世界探偵小説全集 29

ハクチョウノウタ

白鳥の歌

エドマンド・クリスピン 著
滝口達也 訳

発売日 2000/05/14

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04159-3

ページ数 280 頁   

定価 2,640円 (本体価格2,400円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

ワーグナーの歌劇の稽古中、様々なトラブルを引き起こしていたバス歌手が、楽屋で首吊り死体となって発見された。現場近くではテノール歌手の姿が目撃されていたが……。名探偵フェン教授の活躍。

【著者紹介】

エドマンド・クリスピン (エドマンドクリスピン)

滝口達也 (タキグチタツヤ)

一九五九年、兵庫県生れ。慶應義塾大学文学部卒業。専攻、英文学。