世界探偵小説全集 20

マキゴヤノヒミツ

薪小屋の秘密

アントニイ・ギルバート 著
高田朔 訳

発売日 1997/10/14

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-03850-0

ページ数 350 頁   

定価 2,640円 (本体価格2,400円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

新聞広告で知り合った男と結婚したアガサ・フォーブズは自分が青髭の妻となったことを知った。息詰まる心理闘争と意表をつく展開、そして驚くべき結末。強烈なサスペンスと謎解きが融合した本格派の新展開。

【著者紹介】

アントニイ・ギルバート (アントニイギルバート)

高田朔 (タカダサク)

静岡県生まれ。中央大学法学部、東京都立大学人文学部卒業。訳書に、グリーン『ジョン・ディクスン・カー/奇蹟を解く男』(共訳、国書刊行会)などがある。