未来の文学

グラックノタマゴ

グラックの卵

H・ジェイコブズ 他著
浅倉久志 訳

発売日 2006/08/01

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04738-0

ページ数 368 頁   Cコード 0397

定価 2,640円 (本体価格2,400円)

シリーズ: 未来の文学 (ミライノブンガク)
失われたSFを求めて――60~70年代の幻の傑作SF、その中でも本邦初紹介の作品を中心に厳選したSFファン待望の夢のコレクション。「新たな読者の視線を浴びるとき、幻の傑作たちはもはや幻ではなくなり、真の〈未来の文学〉として生まれ変わるだろう」(若島正)

【内容紹介】

奇想・ユーモアSFを溺愛する浅倉久志がセレクトした傑作選。伝説の究極的ナンセンスSF、ボンド「見よ、かの巨鳥を!」他、スラデック、カットナー、テン、スタントンの抱腹絶倒作が勢揃い!

【著者紹介】

H・ジェイコブズ (ハーヴェイジェイコブズ)

浅倉久志 (アサクラヒサシ)

1930年生。英米文学翻訳家。大阪外国語大学卒。主訳書にヴォネガット『タイタンの妖女』、ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、ラファティ『九百人のお祖母さん』、ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた』(以上ハヤカワ文庫SF)、著書に『ぼくがカンガルーに出会ったころ』(国書刊行会)。2010年没。