未来の文学

ヴィーナスプラスエックス

ヴィーナス・プラスX

シオドア・スタージョン 著
大久保譲 訳

発売日 2005/04/01

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04568-3

ページ数 310 頁   Cコード 0397

定価 2,420円 (本体価格2,200円)

シリーズ: 未来の文学 (ミライノブンガク)
失われたSFを求めて――60~70年代の幻の傑作SF、その中でも本邦初紹介の作品を中心に厳選したSFファン待望の夢のコレクション。「新たな読者の視線を浴びるとき、幻の傑作たちはもはや幻ではなくなり、真の〈未来の文学〉として生まれ変わるだろう」(若島正)

【内容紹介】

ある日突然、男は住む人間すべてが両性具有の世界にトランスポートされる……独自のテーマとリリシズム溢れる文章で異色の世界を築いたスタージョンによる幻のジェンダー/ユートピアSF。

【著者紹介】

シオドア・スタージョン (シオドアスタージョン)

大久保譲 (オオクボユズル)

1969年生まれ。著書に『知の教科書 批評理論』(共著、講談社)、訳書にデイヴィッド・マドセン『グノーシスの薔薇』(角川書店)、シオドア・スタージョン『ヴィーナス・プラスX』(国書刊行会)など。