ミステリーの本棚

ハコチガイ

箱ちがい

R・L・スティーヴンスン/L・オズボーン 著
千葉康樹 訳

発売日 2000/09/13

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04243-9

ページ数 298 頁   

定価 2,420円 (本体価格2,200円)

シリーズ: ミステリーの本棚
20世紀初頭、雑誌文化の隆盛とともに、ミステリーの黄金時代はまず短篇によって幕を開けた。快刀乱麻の名探偵、百発百中の怪盗、パラドックス、ブラックユーモア、奇妙な味……。里程標的短篇集リスト〈クイーンの定員〉に選ばれた名作を中心に、本格から異色作まで、多彩な魅力に満ちた中短篇集を紹介、失われた物語の楽しさ、謎の魔力を現代に喚び戻し、ミステリーの原点をさぐる夢のコレクション。

【内容紹介】

鉄道事故で死んだ老人には、最後に生き残った一人だけが受給できる莫大な年金がかかっていた。甥たちは一計を案じて、彼が生きているように見せかけようとするが。ブラック・ファースの傑作。

【著者紹介】

R・L・スティーヴンスン (ロバート・ルイス・スティーヴンスン)

1850-1894年。エディンバラ生まれ。『宝島』、『ジキル博士とハイド氏』、『新アラビア夜話』などの名作で知られるイギリスの文豪。晩年は病と闘いながら南太平洋を歴訪、サモアに移住し、同地で没した。

L・オズボーン (ロバート・オズボーン)

千葉康樹 (チバヤスキ)