フーさんシリーズ
フーサン
フーさん
ハンヌ・マケラ 著
上山美保子 訳
発売日 2007/09/20
判型 A5判 ISBN 978-4-336-04947-6
ページ数 178 頁 Cコード 8097
定価 1,650円 (本体価格1,500円)
- シリーズ: フーさんシリーズ (フーサンシリーズ)
- これまでたくさんの豊かで想像力をかきたてる童話・児童文学の名作を生みだしてきたフィンランドで、今の30~40代の誰もが、子どもの時に愛読した本としてまっさきに名前をあげ、そしていまなお多くの子どもたちに読まれ続けている、永遠のベストセラー。フィンランドでは、舞台化されたほか、テレビアニメ化もされました。世界10か国語に翻訳されている児童文学の名作の待望の日本語版です。
【内容紹介】
衣装は頭のてっぺんからつま先までまっ黒くろ、職業は子どもをおどかすこと、そんなフーさんのまわりには、ひと騒動おこらない日はありません。でも最後には、不思議としみじみとしちゃうのです。
【著者紹介】
ハンヌ・マケラ (ハンヌマケラ)
1943年フィンランド・ヘルシンキ生まれ。作家・詩人。詩、小説、児童小説、絵本と作家としての活動は多岐にわたる。フィンランド国内で数多くの児童文学賞を受賞しているが、児童書だけではなく、1995年に『Mestari』でフィンランディア賞(フィンランド最高の文学賞)を受賞するなど、一般向けの文芸の世界でもおおいに活躍している。現代フィンランド文学界を代表する作家の一人。邦訳作品には、「フーさんシリーズ」の他に、『ぼくはちびパンダ』(徳間書店)がある。
上山美保子 (ウエヤマミホコ)
1966年東京都生まれ。東海大学文学部北欧文学科卒。大学在学中、トゥルク大学人文学部フィンランド語学科留学。現在、フィンランド技術庁Tekes勤務。訳書に、『フーさん』『フーさんにお隣さんがやってきた』『フーさん引っ越しをする』(いずれも国書刊行会)がある。