西条八十全集 2

詩   

西條八十 著
紅野敏郎 解題・解説

発売日 2005/11/01

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03302-4

ページ数 550 頁   

定価 9,350円 (本体価格8,500円)

シリーズ: 西条八十全集
大正から昭和へと、「詩」によって常に時代をリードした稀有の詩人西條八十。78年の生涯を通して築いた文業の全貌を明らかにする初の全集。絶版となって久しい詩集・訳詩集から、今なお愛誦される童謡・歌謡、さらに少女小説、評論に至るまで、1篇1篇にあふれる天性の詩才。生誕100年記念出版。藤田圭雄・新庄嘉章・佐藤朔・大島博光・金田一春彦・紅野敏郎・夏目裕・森一也・塚原亮一・上村直己・三井嫩子・西條八束編 本書の特色 ●絶版となって久しい詩集の初版を底本として初出との厳密な校訂を施し、単行本未収録詩篇を含めて詩作品を網羅。 ●童謡作品を初出発表年代順にすべて収録。 ●個人文学全集としては類のない歌謡・民謡集(発表年代順)を収めた。 ●ランボオ研究をはじめ、評論家、学者としての全貌を示すべく努めた。 ●小説、童話などの散文作品を集大成。 ●随想、単行本未収の少年期以来の小品、書簡、日記等を幅広く収録。 ●各巻に詳細な解題、解説を付す。 ●別巻=著作目録・年譜には、大正、昭和詩研究の糸口となる主要関係雑誌の総目次を付す。

【内容紹介】

戦後ふたたび「意に適へるもののみ」を公にした第4詩集『一握の玻璃』と、没後長女嫩子の手により纏められた詩集『石卵』、および単行本未収作を含む晩年までの多彩な詩集を集成。

【著者紹介】

西條八十 (サイジョウヤソ)

紅野敏郎 (コウノトシロウ)