沖縄文学全集 14

ショウゲンキロク

証言・記録  

沖縄文学全集編集委員会 編

発売日 2010/05/06

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03034-4

ページ数 390 頁   Cコード 0395

定価 7,700円 (本体価格7,000円)

シリーズ: 沖縄文学全集
沖縄の既成の「文学」を網羅し分類しただけではなく、あらゆる言説(記録・表現・作品)を収録した。島尾敏雄の名づけた〈琉球弧〉、つまり奄美・沖縄・宮古・八重山の島々の、近代120年の全容(風土・歴史・文化)を形あるものとして構成し、琉球弧の内と外への、そして次の世代へ向けての時代を画すメッセージたらんとするものである。沖縄から出発することによって、逆に日本の近代文学を照射し、鋭い異化作用をもたらす。

【内容紹介】

明治~昭和(戦前)の証言・記録。琉球処分、移民、方言礼と皇民化教育など、沖縄の近代化・日本化の悲劇を無名者の声によって構成する。

【著者紹介】

沖縄文学全集編集委員会 (オキナワブンガクゼンシュウヘンシュウイインカイ)