沖縄文学全集 10

ギキョク

戯曲  

沖縄文学全集編集委員会 編

発売日 1995/02/15

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03030-6

ページ数 376 頁   

定価 4,486円 (本体価格4,078円)

シリーズ: 沖縄文学全集
沖縄の既成の「文学」を網羅し分類しただけではなく、あらゆる言説(記録・表現・作品)を収録した。島尾敏雄の名づけた〈琉球弧〉、つまり奄美・沖縄・宮古・八重山の島々の、近代120年の全容(風土・歴史・文化)を形あるものとして構成し、琉球弧の内と外への、そして次の世代へ向けての時代を画すメッセージたらんとするものである。沖縄から出発することによって、逆に日本の近代文学を照射し、鋭い異化作用をもたらす。

【内容紹介】

明治~昭和(戦前)の演劇。我如古弥栄「泊阿嘉」、伊良波尹吉「薬師堂」「奥山の牡丹」、真境名由康「伊江島ハンドーグヮー」等琉球方言による歌劇と、山里永吉「首里城明渡し」等の史劇。現代語訳を付す。

【著者紹介】

沖縄文学全集編集委員会 (オキナワブンガクゼンシュウヘンシュウイインカイ)