沖縄文学全集 8

ショウセツ

小説  

沖縄文学全集編集委員会 編

発売日 1990/08/03

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03028-3

ページ数 316 頁   

定価 4,058円 (本体価格3,689円)

シリーズ: 沖縄文学全集
沖縄の既成の「文学」を網羅し分類しただけではなく、あらゆる言説(記録・表現・作品)を収録した。島尾敏雄の名づけた〈琉球弧〉、つまり奄美・沖縄・宮古・八重山の島々の、近代120年の全容(風土・歴史・文化)を形あるものとして構成し、琉球弧の内と外への、そして次の世代へ向けての時代を画すメッセージたらんとするものである。沖縄から出発することによって、逆に日本の近代文学を照射し、鋭い異化作用をもたらす。

【内容紹介】

昭和(1972~82)の小説作品。嶋津与志「骨」、島尾ミホ「海辺の生と死」、安達征一郎「伐られたガジュマル」、又吉栄喜「ジョージが射殺した猪」、仲若直子「海はしる」、仲村渠ハツ「母たち女たち」など。

【著者紹介】

沖縄文学全集編集委員会 (オキナワブンガクゼンシュウヘンシュウイインカイ)