よみがえる講談の世界

バンチョウサラヤシキ

番町皿屋敷

四代目旭堂南陵/堤邦彦 編

発売日 2006/08/01

判型 四六判   ISBN 978-4-336-04765-6

ページ数 228 頁   

定価 2,640円 (本体価格2,400円)

シリーズ: よみがえる講談の世界

【内容紹介】

家宝の皿を割った罪により命を奪われたお菊は、亡霊となり、夜な夜な井戸端に姿を現し皿の数を数える。「ひとーつ、ふたーつ……」。だが皿屋敷の怪異には、この屋敷にまつわる怖ろしい因縁が隠されていた……

【著者紹介】

四代目旭堂南陵 (ヨンダイメキョクドウナンリョウ)

1949年大阪府堺市生まれ。近畿大学農学部時代に三代目旭堂南陵に師事。1978年、三代目旭堂小南陵を襲名し、真打昇進。2006年に四代目旭堂南陵襲名。2020年逝去。

堤邦彦 (ツツミクニヒコ)

慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。京都精華大学教授。著書に『女人蛇体 偏愛の江戸怪談史』(角川叢書)など。