日本幻想文学集成 20

カワバタヤスナリ

川端康成

白い満月  

川端康成 著
橋本治 編

発売日 1993/06/22

判型 四六判   ISBN 978-4-336-03230-0

ページ数 250 頁   

定価 1,923円 (本体価格1,748円)

シリーズ: 日本幻想文学集成
幻想文学の傑作群を作家別に初めて集大成した〈もうひとつの文学誌〉。明治以降現代までの物故作家の中から幻想文学の小説家として重要な33人を選び、その精粋を1人1巻で編集。埋もれた名品も多数発掘。種村季弘、橋本治、別役実、矢川澄子ほか9人による責任編集。 装画・梅木英治

【内容紹介】

予知能力をもつ少女が登場する霊的小説「白い満月」。「眠れる美女」の原型ともいうべき「死体紹介人」。死後の霊の存在と生きている人間とのかかわり――心霊学への接近が如実にうかがえる「死者の書」他。

【著者紹介】

川端康成 (カワバタヤスナリ)

橋本治 (ハシモトオサム)