知の自由人叢書

オレアンギャ

お札行脚

山口昌男 監修
フレデリック・スタール 著

発売日 2007/03/22

判型    ISBN 978-4-336-04716-8

ページ数 702 頁   Cコード 0095

定価 13,200円 (本体価格12,000円)

シリーズ: 知の自由人叢書
『「挫折」の昭和史』『「敗者」の精神史』『内田魯庵山脈』といういわゆる「歴史人類学三部作」に登場した、近代日本の「ホモ・ルーデンス」たちの中から、坪井正五郎、斎藤昌三、市島春城などなどヨコのネットワークを実践した人々のスコブル面白い文章を集成するシリーズ。「ピラミッド型のタテ社会が行き詰まりを見せている今こそ、彼等の自由な発想に学ぶべき点は益々多くなっているように思われる」(山口昌男)

【内容紹介】

明治37年以降、15回にわたって日本を訪れた人類学者が、全国を行脚して残した貴重な紀行文の数々。失われてしまった大正日本の姿と、現代にも通じる文明批判がユーモアたっぷりに繰り広げられる。

【著者紹介】

山口昌男 (ヤマグチマサオ)

1931年~2013年。北海道生まれ。文化人類学者。元札幌大学学長、東京外国語大学名誉教授。

フレデリック・スタール (フレデリックスタール)