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2015年5月

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2015年5月特集一覧です。

2015/05/11

語学教材に関するお知らせ(日本語・韓国語)

このページでは、語学教材に付属の音声のダウンロード、訂正情報などのご案内をしております。

お手元にご購入いただいた書籍をご用意の上、ご利用くださいませ。


※お問い合わせはメールsales@kokusho.co.jp)にてお願い申し上げます。その際、回答まで時間がかかる場合がございます

※テキスト内の問題の解法についてはお答えしかねる場合がございます。ご了承ください。



◎教材サポート(2017/6 更新)

・『基礎から学ぶ韓国語講座 初級 改訂版』

  『基礎から学ぶ韓国語講座初級[改訂版]』は、増刷の際に、間違い等の修正や、内容の見直しを行っております。

  修正箇所がある場合、以下の表に掲載してあります。お持ちの刷数をご確認のうえ、ご利用ください。

  「基礎から学ぶ韓国語講座初級改訂版第2刷変更点」

  「基礎から学ぶ韓国語講座初級改訂版第5刷変更点」


・『留学生のための漢字の教科書 初級300[改訂版]』

  「第2版 変更点一覧」
  「第1課 漢字の話 インドネシア語・ベトナム語訳」

 

・『日本語能力試験N4 予想問題集[改訂版]』
  「ベトナム語版 解答・解説」
  「聴解 視聴データ」 (ページ下部よりダウンロードください)  
  
・『使う順と連想マップで学ぶ漢字&語彙 日本語能力試験N1』
  「連想マップの活用法」
  「非漢字圏学習者用練習問題」
  「非漢字圏学習者用 解答」
  「漢字圏学習者用練習問題」
  「漢字圏学習者用 解答」



◎正誤表(2017/6更新)
・『日本語を学ぶ人のための「上級読解」入門』 お詫びと訂正

・『留学生のための漢字の教科書 初級300 改訂版(初版第一刷) 正誤表
                                                                              (初版第二刷) 変更点
                        (初版第三刷) 変更点 

・『日本留学試験対応 チャレンジ理科〈物理〉〔改訂版〕』 正誤表
 

・『基礎から学ぶ韓国語講座 初級 改訂版』(第一刷~第三刷)

 『基礎から学ぶ韓国語講座 中級』  正誤表 反切表 (初級、中級同一のものになります)


・『基礎から学ぶ韓国語講座 初級 改訂版』(初版第三刷) 正誤表


・『基礎から学ぶ韓国語講座 初級 改訂版』(初版第一刷) 正誤表


・『カナタKOREAN 初級1』(初版第一刷)
   (p.99)  (p.177)  (p.189)  (p.255)

 

2015/05/11

『マルセル・シュオッブ全集』 刊行開始記念特集 ※6/1WEB特別寄稿追加

この世界のいたるところにシュオッブの信奉者たちがいて、
彼らは小さな秘密結社を組織している。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス



シュオブ肖像画.jpg


マルセル・シュオッブ全集
【全一巻】
大濱甫・多田智満子・宮下志朗・千葉文夫・大野多加志・尾方邦雄◎訳


「19世紀末のボルヘス」として今大きな注目を浴びる、夭折の天才作家シュオッブの初の邦訳全集。
『架空の伝記』『モネルの書』『少年十字軍』『黄金仮面の王』『二重の心』をはじめ、
評論や単行本未収録短編まで収録。
推薦=皆川博子、山尾悠子

A5判・上製貼箱入り・936頁・栞24頁 定価=本体15000円+税 ISBN978-4-336-05909-3
2015年6月下旬刊行

シュオッブ.jpg参考書影

 

《ご予約はこちらから》


シュオブ4.jpgシュオブ3.jpgシュオブ5.jpgシュオブ2.jpgシュオブ肖像写真.jpg



内容見本を進呈いたします。お問い合わせフォームよりご請求下さい。
(お名前・ご住所を明記ください。郵送にてお送りいたします。)
http://www.kokusho.co.jp/inquiry.html
 
 Marcel Schwob1.jpg

Marcel Schwob2.jpg  
※下記よりPDFをダウンロードいただけます。あわせてご利用ください。



――――――――――――――――『マルセル・シュオッブ全集』推薦文――――――――――――――――


⁂皆川博子⁂
水晶の板に金の線条を刻んで綴った物語たち。
 シュオッブについて語るのは、詩について語るのと同じように難しい。語句の一つ
一つが放つ美しい矢の魅力は、その文章に射抜かれなければ、感受できない。
 ひとまず、冒頭のように括る。
 線条をたどりつつ、古代の希臘[ギリシア]を、中世の欧羅巴[ヨーロツパ]を、あるいは黄
金の仮面で顔を隠した王の哀しみの跡を、あるいは阿片[アヘン]の家を、さまよう
しあわせを、どのような〈今〉の言葉が伝え得るのだろう。


山尾悠子
むかし澁澤龍彦と多田智満子を経由してシュオッブを識った。「眠れる都市」「大地
炎上」の眠りと滅び、ほの暗い架空世界の有り様はその後ながく私の創作の指標
となった。シュオッブの名を密かに識る者は幸いである。その名は書物の森のもっ
とも秘密めく径(みち)の最奥手、ポオやボルヘスやコルタサルや――の隆々たる
奥津城(おくつき)が火影を伸ばすあたりの行き止まりにある。〈恐ろしい流星の到
来〉がかつてこの地を聖別した。シュオッブ全集の名が刻まれた稀少な書物に出
   逢う読書家は幸いである。特別な作家の特別な本というものは確かにあるものだ。   


⁂澁澤龍彦⁂
     驚くべく博識で、古代から近代にいたるあらゆる哲学、文学を渉猟しつくしたかに見えたマルセル・
シュオッブは、象徴主義の世代のなかのもっともすぐれた短編作家であり、いわば考証的知識の
幻想ともいうべきものを創り出した。つまり、彼の知識は彼の幻想の基礎なのであり、また逆に言
えば、彼の幻想によって彼の知識はたえず鼓舞されているのである。 文体といい構成といい、作
中にさりげなく盛られた寓意や象徴の自然らしさといい、シュオッブの短編は絶妙である。その代
表的な短編集『二重の心』の序文で、シュオッブは、自分の霊感の源泉には二つの極があり、そ
れは恐怖と憐憫であると述べているから、 彼を近代的な怪奇作家と呼んでもそれほど不都合は
 あるまい。 『二重の心』のほかに、シュオッブの代表作には、やはり短編集『黄金仮面の王』があ
 り、この二つの色彩豊かな書物には、じつにさまざまな時代、さまざまな環境において展開される
物語が数多く含まれている。有史以前の原始状態(『オジーグの死』)から中世の妖術信仰(『モフ
レーヌの魔宴』『木靴』)まで、古代エジプトの地下墓地(『ミイラ造りの女たち』)から封建時代の乞
食社会(『仮面』)まで、さらには、いつの時代とも分からぬ人類絶滅の風景(『地上の劫火』『未来
の恐怖』『眠れる都』)をも描いて、シュオッブの才筆は、今日のSFの領域にまで手を染めている。





――――――――――――――――――『マルセル・シュオッブ全集』特色――――――――――――――――――

   ❖・・・・・・近年きわめて高い再評価と大きな注目を受ける、十九世紀末フランスの天才作家
                   マルセル・シュオッブ(1867-1905)。ボルヘス、ボラーニョ、澁澤龍彦らに
                  多大な影響を与えたこの夭折の小説家の作品を一巻に集大成する、初めての邦訳全集。
   
・・・・・・『架空の伝記』『黄金仮面の王』『モネルの書』『少年十字軍』などの全小説はもちろんのこと、
                   今回初めて紹介される評論やエッセーも多数収録。全体の約四割が新訳。本邦初訳も多数。
   
・・・・・・巻末には、シュオッブの愛弟子ピエール・シャンピオンによる詳細な解説
                    「マルセル・シュオッブの生涯と作品」、解題・年譜を収載。



マルセル・シュオッブ(Marcel Schwob, 1867年~ 1905年)
フランスの作家。 無類の博学を誇る19世紀末の天才作家として、 ヴァレリーやクローデル、ジャリ等にも大きな影響を与える。
シュオッブが生み出した一連の短編小説は特異な文学形式を備えており、 来るべき20世紀の文学が採用した形式を先取りし
いた。『モネルの書』はアンドレ・ジッドの『地の糧』を、『少年十字軍』はウイリアム・フォークナーの『死の床に横たわり
て』  を予告
していたし、 ホルヘ・ルイス・ボルヘスやロベルト・ボラーニョもシュオッブに多くを負っている。
日本でも、 その作品は大正期から
いち早く注目され、 シュオッブの邦訳者として上田敏、 堀口大学、日夏耿之介、山内義雄、
鈴木信太郎、渡辺一夫などがいる。


―――――――――――――――――――――― 収録内容 ――――――――――――――――――――――

 

【小説】
〈Ⅰ〉二重の心  大濱・多田・大野訳
   鏡像幻視の美的恐怖を描く「〇八一号列車」。船幽霊の幻影譚「三人の税関吏」。

ドッペルゲンガー怪談「二重の男」。ほかに、「吸血鬼」「阿片の扉」「交霊術」「骸骨」

「太った男」「琥珀売りの女」「放火魔」等、全34編を収録した第一短篇集。

〈Ⅱ〉黄金仮面の王  大濱・多田・宮下・千葉訳
   黙示録的な終末幻想「大地炎上」。仏陀の伝説を自由に展開した悲哀の物語「黄金仮面の王」。

ほか、「ペスト」「贋顔団」「宦官」「話す機械」「塩密売人たち」「青い国」等、全20編。

〈Ⅲ〉擬曲(ミーム)  大濱訳
   夢幻的な古代ギリシアの市民生活を刻む、散文詩的小品『擬曲』。

「料理人」「木の燕」「彩色された無花果」「笛の六音」「タナグラ人形の日傘」ほか。

〈Ⅳ〉モネルの書  大濱訳
   白い王国の住人である娼婦モネルとその姉妹たちを物語り、《ニヒリズムの福音書》と評される『モネルの書』。

「モネルの言葉」「倒錯的な娘」「夢想する娘」「願いを叶えられた娘」ほか。

〈Ⅴ〉少年十字軍  多田訳
   子供ばかりの十字軍という中世の不思議な歴史的現象を詩的現象に変容させ、

《小さな奇跡の書》と讃えられた『少年十字軍』。

「托鉢僧の語り」「三人の児の語り」「法王グレゴリウス九世の語り」ほか。

〈Ⅵ〉架空の伝記  大濱・千葉訳
   実在した人物、あるいは実在したかもしれない人物の想像上の伝記を捏造し、

現代の多くの作家たちにはかり知れない影響を与え続ける『架空の伝記』。

「神に擬せられたエンペドクレス」「放火犯ヘロストラトス」「土占師スーフラー」「人殺し

   バーク、ヘアー両氏」ほか。補遺として「造化神モルフィエル伝」も収録。

〈Ⅶ〉木の星  大濱訳
   シュオッブの最後の創作作品となった、少年アランの探求と挫折の物語。

〈Ⅷ〉単行本未収録短篇  大野・尾方訳
   サディストの殺人者を描く「金の留め針」。シュオッブ版ブヴァールとペキュシェ「ユートピア対話」。

近年発見された遺作のレスビアン小説「マウア」。ほかに、「白い手の男」「閉ざされた家」

「栄光の手」「黒髭」「悪魔に取り憑かれた女」等11篇。

【評論】
〈Ⅸ〉拾穂抄  大濱・宮下・千葉訳
   生涯心酔したスティーヴンソンを論じて、現実とフィクションの逆転構造を解明する

「ロバート・ルイス・スティーヴンソン」。ほかに「フランソワ・ヴィヨン」「ジョージ・メレディス」

「歓待の聖ジュリアン」「倒錯」「笑い」「愛」「藝術」「混沌」等。ボルヘス

の『続審問』へと通じる、驚嘆すべき博識の横溢する文芸評論集。

〈Ⅹ〉記憶の書  大野訳
   アラジン、アリババ、ロビンソン、青髭・・・・・・少年期の豊かな読書の記憶を

美しく回想した、最晩年の珠玉エッセー。

〈Ⅺ〉単行本未収録評論  大野訳
   「スティーヴンソンの『テロリスト』」「ラシルドの『不条理の悪魔』」「ジョン・フォードの

『アナベラとジョバンニ』講演」「モル・フランダーズ」「シェイクスピアの『ハムレット』序文」の5編を収録。


解説 ピエール・シャンピオン
解題 瀬高道助
年譜 大野多加志

――――――――――――――――――――――― 目 次 ―――――――――――――――――――――――


●二重の心
 Ⅰ 二重の心
    吸血鬼/木靴/三人の税関吏/〇八一号列車/要塞/顔無し/アラクネ/二重の男/

顔を覆った男/ベアトリス/リリス/阿片の扉/交霊術/骸骨/歯について/太った男/卵物語/師
 Ⅱ 貧者伝説
    磨製石器時代----琥珀売りの女/ローマ時代 サビナの収穫/十四世紀 メリゴ・マルシェス/

十五世紀 「赤文書」/十六世紀 放火魔/十八世紀 最後の夜/革命時代 人形娘ファンション/

ポデール/アルス島の婚礼/ミロのために/病院/心臓破り/面/サン・ピエールの華/

スナップ写真/未来のテロ

●黄金仮面の王
    黄金仮面の王/オジグの死/大地炎上/ミイラ造りの女/ペスト/贋顔団/宦官/

ミレトスの女たち/オルフィラ五十二番と五十三番/モフレーヌの魔宴/話す機械/

血まみれのブランシュ/ラ・グランド・ブリエール/塩密売人たち/フルート/

荷馬車/眠れる都市/青い国/故郷への帰還/クリュシェット

●擬曲

●モネルの書
    Ⅰモネルの言葉/Ⅱモネルの姉妹/利己的な娘/官能的な娘/倒錯的な娘/裏切られた娘/

野生の娘/忠実な娘/運命を負った娘/夢想する娘/願いを叶えられた娘/

非情な娘/自分を犠牲にした娘/Ⅲモネル/彼女の出現について/彼女の生活について/

彼女の逃亡について/彼女の辛抱強さについて/彼女の王国について/彼女の復活について

●架空の伝記
    エンペドクレス/ヘロストラトス/クラテース/セプティマ/ルクレティウス/クロディア/

ペトロニウス/スーフラー/修道士ドルチノ/チェッコ・アンジェリーノ/パオロ・ウッチェルロ/

ニコラ・ローワズルール/レース作りのカトリーヌ/アラン・ル・ジャンティ/

ゲイブリエル・スペンサー/ポカホンタス/シリル・ターナー/ウィリアム・フィップス/

キャプテン・キッド/ウォルター・ケネディ/ステッド・ボニット少佐/バーク、ヘアー両氏

 架空の伝記 補遺

モルフィエル伝

●少年十字軍
    托鉢僧の語り/癩者の語り/法王インノケンティウス三世の語り/三人の児の語り/

書記フランソワ・ロングジューの語り/回教托鉢僧の語り/幼ないアリスの語り/

法王グエゴリウス九世の語り

●木の星

●単行本未収録短篇
    金の留め針/ティベリスの婚礼/白い手の男/悪魔に取り憑かれた女/黒髭/

栄光の手/ランプシニト/素性/閉ざされた家/ユートピア対話/マウア

●拾穂抄
    フランソワ・ヴィヨン/ロバート・ルイス・スティーヴンソン/ジョージ・メレディス/プランゴンとバッキス/

歓待の聖ジュリアン/恐れと憐れみ/倒錯/相違と類似/笑い/伝記の技法/愛/藝術/混沌

●記憶の書

●単行本未収録評論
    ラシルドの『不条理の悪魔』/ジョン・フォードの『アナベラとジョヴァンニ』講演/

スティーヴンソンの『爆弾魔』/モル・フランダーズ/シェイクスピアの『ハムレット』序文

解説/解題/年譜



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