1. トップページ > 
  2. 特集一覧 > 
  3. 《国書刊行会メールマガジン》vol.1

特集

特集一覧

《国書刊行会メールマガジン》vol.1

更新日:2012/06/25

5月より《国書刊行会》メールマガジンが配信開始となりました。
多数の反響を頂き、誠にありがとうございます。

その第2回の配信を前に、ご好評頂きました創刊号をバックナンバーとして公開いたします。
メルマガには載せられなかった、画像も掲載しておりますので、
見逃してしまったという方もは勿論、既にご覧になった方も是非ご覧下さい。


また、第2回目の配信を間もなく予定しておりますので、
登録がお済みでない方は、是非この機会にご登録お願い致します。




kokushokankokai  MAIL MAGAZINE  2012/5/30
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆  《国書刊行会メールマガジン 》 vol.01
◆◆◆              
◆◆    公式HP→ http://www.kokusho.co.jp/np/index.html
◆     国書刊行会ツイッターアカウント→  
                                      http://twitter.com/#!/Kokushokankokai
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
はじめまして。
今月より国書刊行会のメールマガジンがスタートいたしました!!
今後、毎月末に1回お届けする予定です。
読者の皆様に役立つような情報をお届けしていきたいと思いますので、
どうぞ宜しくお願いします。
 
★★・...《 目 次 》...‥★★―━━━―...‥‥...―━━━―...‥・★★
 
≪1≫ トピックス:国書刊行会40周年記念フェア
≪2≫ イベント情報
≪3≫ 新刊案内:5月の新刊!
≪4≫ コラム:国書刊行会出版秘史 ~VOL.1「世界幻想文学大系」~
≪5≫ 書評紹介・新刊レビュー
 編集後記
 
★★―━━━―...‥‥...―━━━―...‥・★★‥‥...―━━━―...‥・★★
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪1≫トピックス:国書刊行会40周年記念フェア+イベント情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
国書刊行会はお陰様で、今年40周年を迎えます。
それに伴い、書店やWEB上でイベントやフェアを行なっていく予定です。
その内容を、メルマガ購読者の皆様にだけ、一足先にお知らせ‼ 
 
 ★2012年9月から全国書店にて「国書刊行会フェア」開催‼
  全国の書店でオリジナルPOP、パネルを使用した大規模フェアを展開。
  購入特典もご用意‼
 
 ★フェア企画のひとつとして、「私の好きな国書刊行会の本」
(仮称)小冊子配布‼
  国書刊行会の愛読者である各業界著名人から1人3冊を
リストアップして頂き、コメント共に紹介した小冊子を作成。
フェア展開書店の店頭にて配布予定です。
 
 ★≪40周年記念特設サイト»開設‼
  40周年記念イベントなどの告知用特設サイトを開設予定です‼
 
  and more......!!
 
  詳細は決まり次第、このメルマガやHP他でお知らせいたしますので、
  皆さん、どうぞお楽しみに☆
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪2≫イベント情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
☆日活創立100周年記念 特別企画「生きつづけるロマンポルノ」 
  日活創立100周年を記念し、蓮實重彦、山田宏一、山根貞男が厳選した
32タイトル+幻の作品『白昼の女狩り』、
そして観客投票による1作品を一挙上映!!
    
      期間:5月12日(土) ~6月1日(金)
    詳細はこちら下記サイトへどうぞ
 
 ★上映終了まで残りわずか!! 
気になる方は、是非足を運んでみてくださいね!!
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪3≫ 5月新刊のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 ☆PICK UP☆────────────────────────
 【昭和・平成のテレビドラマ約300本を総まくり!! 】        
 テレビ・トラベラー ─昭和・平成テレビドラマ批評大全』   
 ─────────────────────────────

樋口尚文さんは映画批評家として『黒澤明の映画術』(筑摩書房)、
『大島渚のすべて』(キネマ旬報社)、『「砂の器」と「日本沈没」
70年代日本の超大作映画』(筑摩書房)、『ロマンポルノと実録
やくざ映画 禁じられた70年代日本映画』(平凡社新書)、
『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』
(弊社より復刊)等々多くの著作を上梓されていますが、
一方で電通のクリエーティブ・ディレクターとしての顔も持ち、
現在に至るまで数多くのテレビコマーシャルを手がけておられます
(最近では木村拓哉をフューチャーしたNikonカメラのコマーシャルが
記憶に新しいですね!)。
 コマーシャルを通じて長くテレビの世界に生きてきた樋口さんは、
またテレビっ子として育った幼少期からの筋金入りテレビドラマ・
ファンでもあるのですが、その長き耽溺と超絶的な記憶力を一気に
放出させたのが今回の『テレビ・トラベラー』。懐かしきアメリカの
大ヒットテレビドラマ「タイム・トラベラー」(日本でもかつて一世を
風靡しました)から取られたこの書名、テレビとドラマの世界を数十年に
わたり旅してきた樋口さんにふさわしい書名ではないでしょうか。
 10年を超える「キネマ旬報」の連載を核にしたこの書籍は、
300本を超えるテレビドラマについて細かく分析と評言を加えており、
放映とともに消え去ってゆくテレビドラマの世界の貴重な記録と
なっています。
昭和から平成にかけて、テレビの世界がどのように変容を遂げていったのか。
懐かしさと共に貴重な資料的価値がある類書のない貴重な記録です。
 とはいえ堅苦しい本ではありませんので、巻末の人名・ドラマタイトル索引
(圧巻です!)を頼りに懐かしい記憶に浸るのが正しい読み方でしょう。
さあ、あなたの好きだったあのドラマはどのように再現されているでしょうか?
 ぜひ御一読下さい!
 
 
『テレビ・トラベラー ─昭和・平成テレビドラマ批評大全』 
樋口尚文 著
定価 2,730円(本体価格2,600円)
 
 
 
☆─────────────────────────☆
 まだまだ‼ジャンル多彩な充実のラインナップ 
☆─────────────────────────☆ 
 
(1)創世記 若き日の芸術家たち /細江英公 著
定価 21,000円(本体価格20,000円)
草間彌生、三島由紀夫、澁澤龍彦、坂東玉三郎、岡本太郎、
小澤征爾......巨匠細江英公が写しとった日本を代表する芸術家・
作家たちの若き日々。
大半が未発表・書籍未収録作品でおくる空前絶後のポートレイト集、
ついに刊行!
 
 
(2)野性の蜜 キローガ短編集成/オラシオ・キローガ 著・甕由己夫 訳
定価 3,570円(本体価格3,400円)
ラテンアメリカ随一の短編の名手、魔術的レアリスムの先駆者と評される
鬼才キローガの傑作小説集。
代表作「羽根まくら」をはじめ、生と死、リアリティと幻影が渾然一体と
化した、完璧精緻な短編30篇を収録。
 
 
(3)ワールズ・エンド /マーク・チャドボーン 著・木村京子 訳
定価 3,570円(本体価格3,400円)
舞台は現代イギリス。何千年も前に追放された古代ケルトの神々が
戻ってきた。
扉が開き異界との境界線を越えて伝説の魔物たちも現れる。
世界を人類の手に取り戻すため五人の「竜の仲間」たちが選ばれた。
彼らの行く末は...。
 
 
(4)わが人生 わが日活ロマンポルノ /小沼勝 著
定価 2,100円(本体価格2,000円)
神代辰巳、曾根中生、田中登と並んで日活ロマンポルノを代表する
映画監督小沼勝。谷ナオミ主演『花と蛇』など独特のロマンティシズムに
彩られた耽美的傑作を数多く手掛けた鬼才が日活ロマンポルノに捧げた
映画人生を綴る回想録。
 
 
(5)米英のアジア・太平洋侵略史年表 /柴田賢一 著
定価 3,675円(本体価格3,500円)
昭和17年に刊行され、後にGHQ没収図書とされた『米英の東亜侵略年譜』を
補筆訂正し改題。著者は海軍報道班員として各地を取材した、
GHQ没収図書点数が最も多い著者の一人。
当時の歴史観を窺い知る貴重な記録。
 
 
(6)夜明け ≪カイロ三部作 3≫/ナギーブ・マフフーズ 著・塙治夫 訳
定価 4,725円(本体価格4,500円)
第三部完結編。本邦初訳。時代は1935年から44年まで。
第2次大戦が勃発し、イタリアがカイロを爆撃。
直後老衰したアフマドが世を去る。
孫たちは成人したが政権交代で運命が狂う。
 
 
(7)新装版 日本寮歌集 /日本寮歌振興会 編
定価 3,675円(本体価格3,500円)
旧制高校、帝大予科、商大予科など59校の代表寮歌287曲の歌詞を
楽譜と共に収録。
寮歌のバイブルとして昭和41年の刊行以来長く親しまれてきた
『日本寮歌集』待望の新装版。
 
 
(8)新装版 仏教語読み方辞典 /有賀要延 編著
定価 6,090円(本体価格5,800円)
読み方の分からない仏教語も画引き方式で簡単に引ける画期的な辞典。
15000余語について、呉音読み、漢音読みをはじめ、
数種の読み方を示すとともに、わかりやすい解説を付す。
仏教関係者必携の基本事典。
 
 
 
※定価・発売日は変更になることがございます。
*****購入は便利で早い、国書刊行会オンラインショップから!!*****
     → https://www.kokusho.co.jp/22 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪4≫コラム:国書刊行会出版秘史 ~名物シリーズを語る~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
国書刊行会の歴史に輝く奇書・名著の数々。
それに纏わるエピソードを国書の主とも言うべき古株編集と、
新米社員が対談形式でこっそり公開!!
記念すべき第1回目は、国書の代表的シリーズ
「世界幻想文学大系」について!!
 
 
国書刊行会出版秘史-1 
~Vol.1 「世界幻想文学大系」~
 
 
★古株編集(国書の主・不老) ●新米社員(入社2年目・諸々修行中)
 
  ●国書刊行会の出版秘史を語る連載の第1回目は、
まずやっぱり「世界幻想文学大系」からになりますかね。
★これは国書刊行会の海外文学の企画としては、
いちばん最初の大型企画です。
  ●今でも国書といえばまずこの叢書......みたいなイメージが
ありますものね。
★1983年に私が入社した頃に、既に「世界幻想文学大系」っていうのは
看板企画でしたから。
1975年から、3期にわたって15巻ずつ、合計45巻刊行されました。
45巻といっても、上下本とかもけっこうありますから、
全部だと57冊だかになると思います。
gensou1.jpg
「ゴシック・ロマンスからボルヘスまで!
世界幻想文学の精華を集成した読書界待望の大全集」というのが、
刊行開始時のこの叢書のうたい文句でした。
企画のはじまりについては、伝説的ともいえる逸話があって......。
  ●突然の持ち込みっていう、例の話ですね(笑)。
★当時、紀田順一郎さんと荒俣宏さんが、こういう前代未聞の壮大な企画を
たてて、いろんな出版社に持ち込んだけれども、
どこも全くけんもほろろで、相手にもしてもらえなかった。
で、当時ちょっと関係があった国書刊行会に持ってきたら、
社長の鶴の一声で即決してしまったという話です。
  ●よく国書刊行会に持ち込もうと思いましたよね。
それまで海外文学なんて出していなかった会社なんですから。
★紀田さんのほうも、もう行くとこないから、ちょっと誰かに紹介されて、
ダメモトで行ったとか、たぶんそんな感じだったと思うんですけどね。
  ●それをOKするウチ......いや、弊社の社長も社長ですけどね(笑)。
★この時の想い出は、紀田さんはいろんなところで触れられています。
ただ、その中で、一点間違いがあってね。
  ●あれっ?
★「佐藤今朝夫社長は当時40歳前半の若さで坊主頭に近い、
豪放磊落な人柄だった」と紀田さんは書かれているですけれども、
実は当時ウチの社長はまだ30半ば、年齢がちょいと違っているんだよ。
  ●あー......。
★だからほんとに、まだ30代の若社長だったんです。
  ●坊主頭の、ですね。でもまた、どうして出版しようと思ったんでしょう。
★それは「他はどこも出していないんです。こういうのは、
どこもやったことがないんです」と紀田さんが言ったら、社長が
「それだったら、うちでやりましょう」って、阿吽の呼吸で決まったらしい。
  ●誰もやっていなかったことを、やってみたかったっていうことですか?
★国書刊行会はその時創立から2、3年の、復刻を中心とした小さな出版社
だったんですが、将来的に文芸出版を目指すという気持は強くて、
それがここに結実した。何か海外文学の大きな叢書をやりたいっていうのは、
社がはじまったときからあったようです。
  ●なるほど。それが45巻の前代未聞の一大叢書になった。と。
★最初は100巻にするとかね、そういう話もあった。
いつも大風呂敷だから(笑)。
  ●ええと、どれくらいかかったんでしたっけ。出し終わるまでに。
★第1回配本のボルヘス『創造者』が、1975年でしょう。
荒俣さんはまだ20代ですね。それで、いちばん最後のペルッツ
『第三の魔弾』が出たのが86年。
まあ、10年ちょっとくらいかかっている。
  ●うわー......10年で、45巻。あ、でも、いいペースですよね。
★おかげさまで、第1期は日本翻訳文化賞をもらってます。私だって、
この叢書が出始めた頃はまだ高校生だったんですけども、やっぱり、
相当びっくりしましたよね。まず国書刊行会っていうのが、
全然知名度がない会社でしたし。一体何これ? 政府の出版社? とか。
それで、書店で本の実物を見ると、本文が二色刷のね......
  ●とんでもなく豪華な本ですよね。
   またこの各ページの小口に色刷りで刷り込んである柱がすごいですよね。
★国書刊行会の初期の外国文学シリーズは多くが杉浦康平さんの装丁です。 
 あの杉浦さんだって、当時はまだ40前半くらいだったと思うんですよね。
 杉浦さんとしても非常に力が入った造本だったと思います。
  ●なるほど! 貼り函から本体を出し、
gensou3.jpg
        開いてみるとマーブル模様の
   見返しと二色刷の本文で......
   すごいですよね。今となっては、
   こんなに凝っている本は、
   そうそう見られないですよね。
★70年代だからできたといえます。
90年代になってから再版しようとした時は、もうこれだけのものを作るのは、
なかなかコスト的にできなくなりました。
  ●でしょうね。
★ですから、普通のカヴァー装に変えて新装版にして出しました。
今年出た『マンク』なんかもそうですけど。
  ●私もこの「世界幻想文学大系」を中学校の時とかに、
地元の図書館ではじめて見ました。背表紙のカラーリングが1冊1冊、
違っているじゃないですか。
これが、ずらーっと並んでいるのを見て、いったい何だろうと思った。
★え? 図書館なのに色カヴァーをかけたままのやつが並んでた?
  ●そう、色カヴァーかけたままのやつでしたよ。衝撃でしたけどね。
★それは珍しいね。普通図書館だと、函はないでしょう?
  ●私がいちばんはじめに行った図書館は、栃木の山奥なんですけど、
そこにこれが全部ありまして。今住んでる千葉の図書館は、
例のフィルムをかけて、裸で並んでいる感じですけどね。
最初に手にとったのは、『マンク』......じゃなくて......
あ、『現代ドイツ幻想短編集』でしたね。
★第1回配本は先に言ったようにボルへスの『創造者』ですが、
これはその後新装版にもしましたし、現在では岩波文庫に入っています。
他にも、文庫化されたのがけっこうありますね。ヴァージニア・ウルフ
『オーランドー』とかイエイツ『神秘の薔薇』とか。コルタサル
『秘密の武器』も近々文庫になるようですし。
  ●第2期の始めがド・フォントネーの『カシオペアのプサイ』で、
第3期の始めがボルヘスの『夢の本』ですか。
このラインナップは、第1期はこれ、第2期はこれをって、
全部最初に決まっていたんですか?
★そうじゃないでしょうね。何期まで続くかは不明だったでしょうし。
いま見ると、第2期のラインナップなんかは、かなり荒俣さん趣味が強い
ラインナップの気がしますね。
  ●2期には何が収録されていましたっけ?
★マクドナルドの『ファンタステス』とか、シュタイナーの『アカシア年代記』とか、
リンゼイ『アルクトゥルスへの旅』とか、キャベルの『夢想の秘密』とかね。
  ●荒俣さんといえば、79年には小社から『世界幻想作家事典』なる
一巻本を出してますよね。
★これは凄い事典なんですよね。知る人ぞ知るという類の本ですが。
  ●1期のほうは、やっぱり"幻想文学"の古典という感じですね。
★出版が待ち望まれていた幻想文学の古典が一堂に集められている。
マチューリンの『放浪者メルモス』とかバルザックの『セラフィタ』、
グレゴリー・ルイスの『マンク』とかカゾットの『悪魔の恋』とか、
やぱり幻想文学の基本中の基本みたいなのが揃っています。
3期はロッシの『普遍の鍵』やニコルソンの『月世界への旅』、
フォーチュン『神秘のカバラー』とか、
小説以外の作品も多いのが特徴です。
  ●編集担当者はどなたでしたっけ?
★企画立ち上げ期から2期の途中まで編集を担当していたのが、鈴木宏さん。
現在の水声社(元・書誌風の薔薇)社長さんです。
国書刊行会でこうした海外文学を始めるにあたって専門の編集者がいないので、
紀田さんの推薦で鈴木さんが入社された。そういう経緯だったようです。
  ●実は私、お恥ずかしいのですが、これが書店に並んでいるのを
見たことがないんですよね。
★ああ、そうでしょうね。
  ●もう、既に伝説というか、
図書館に置いてあるものっていうイメージで。
★まあ、昔はね。
つまり20、30年ぐらい前は大書店の海外文学の棚のところに
これがどどどーんと並んでいました。
やっぱり、とても存在感がありますよね。
とにかく、国書刊行会のイメージと方向性を決定づけてしまったのが、
この「世界幻想文学大系」だったと言ってよいでしょう。
  ●むむ、なるほど。
ここから国書刊行会の海外幻想文学の歴史が始まるわけですね‼
 
以後、古株氏の薀蓄が続きますが、それはまたの機会に......。
                            ≪了≫
 
 
 〈世界幻想文学大系〉http://www.kokusho.co.jp/np/result.html?ser_id=1
 
 
国書刊行会の名著の歴史をひもとく対談コラム。
と思いきや、まったり昔話の様相ですが......。
こんな雰囲気で2回、3回と続けていきたいと思いますので、
「この本の出版秘話が聞きたい!!」「このシリーズの裏話が聞きたい!!」という
ご意見・ご感想をどしどしお待ちいたしております。
 
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪5≫書評紹介・新刊レビュー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
毎月、色々なメディアで紹介される書籍をまとめてご紹介!!
本選びのご参考に...。
 
 
★『夢の操縦法』が朝日新聞5/20で紹介されました。
  評者は荒俣宏さん。ご存知、弊社の<世界幻想文学大系>の編者で
いらっしゃいます。 
「フロイトも探した奇書の古典」
「いま日本語で読めるとはまさに「夢」のようではないか」と評して頂き、
その後反響続々!!
 HPでは立読みページも用意していますので、アンドレ・ブルトンや
澁澤龍彦が絶賛した幻の書を是非、味わってみてください。
 
 ブック・アサヒ・コム
   http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2012052000018.html
 『夢の操縦法』
  http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336054944/
 
 
★『怪奇・幻想・綺想文学集』が京都新聞4/15他、
各地方新聞で紹介されました。
  博覧強記、種村季弘の未刊行・未掲載訳を集めた最後の翻訳集!!
 評者は『アサッテの人』で芥川賞を受賞した作家・諏訪哲史氏。
「文学のタガを外す不発弾」と評して頂いています。
 
 『怪奇・幻想・綺想文学集』 
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336054685/
 
 
★<ウッドハウス・コレクション>『比類なきジーヴス』が
「ダ・ヴィンチ」6月号で紹介されました。
  「男子必読!男のブックガイド」のコーナーで"男にしびれる小説"
として紹介されました。
  「主人のためなら誰もが褒め称える知略を発揮する姿はまさに執事の鑑」
 
 『比類なきジーヴス』(立読みページ有!) 
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336046758/
 <ウッドハウス・コレクション>
http://www.kokusho.co.jp/np/result.html?ser_id=165
 
 
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
≪編集後記≫
国書刊行会メルマガ創刊号、いかがでしたでしょうか?
これからも読者の方に楽しんで頂けるような内容を
お届けしていきたいと思いますので、
宜しく御付き合いくださいませ。
皆様からのご意見・ご感想もお待ちいたしております。(営業部)
 
 
 
,:*~*:,_,:*~*:,_,:*~*:,_,:*~*:,_,:*~*:,_,:*~*:,_,:*~*:,_,:*~*:,_,:*~*:,
 
■ [メールマガジンの停止・登録内容の変更は]
  →http://www.kokusho.co.jp/mailmag.html
■ [御意見、御質問等皆様の声をお聞かせください]
  →MAIL: http://sales@kokusho.co.jp/
    WEBフォーム:http://www.kokusho.co.jp/inquiry.html
 
※このeメールはコンピューターが自動送信しておりますので、
直接返信頂きましてもお答えできません。
 
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
┏┏┏     国書刊行会
┏┏       〒174-0056 東京都板橋区志村1-13-15
┏        TEL:03-5970-7421 FAX:03-5970-7427
┌         MAIL: sales@kokusho.co.jp/
┌         HP: http://www.kokusho.co.jp/
┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
       Copyright (C) 2012kokushokankokai.INC All Rights Reserved.
ページトップへ