シリーズTOPに戻る

新編 真ク・リトル・リトル神話体系


● 1982年より小社が刊行した『真ク・リトル・リトル神話大系』(全10巻)を編み直した新シリーズ
● 旧版『真ク・リトル・リトル・神話大系』収録の小説作品を年代順に再構成。
● 各巻に、ク・リトル・リトル神話にまつわるエッセイと解題を収録。
各巻解題・那智史郎
四六判・並製・カバー装・各巻平均300頁
全7巻

1巻

1575円 ISBN978-4-336-04963-6
久遠に臥したるもの、死することなく、怪異なる永劫の内には、死すら終焉を迎えん。――「廃都」

H・P・ラヴクラフトが創造し、A・ダーレスを初めとする作家たちによって拡大しつづける〈ク・リトル・リトル神話〉の真なるアンソロジー、待望の新装版! 狂気のアラブ人、アブドゥル・アルハザードが記した魔道書『死霊秘法(ネクロノミコン)』が初めて登場する「廃都」、邪神クァウグナール・ファウグンとの戦いを描いた「夜歩く石像」など、〈ク・リトル・リトル神話〉創生初期の名作を収録。

収録作品
「廃都」(H・P・ラヴクラフト)
「妖魔の爪」(S・グリーン)
「怪魔の森」(F・B・ロング)
「俘囚の塚」(Z・ビショップ)
「電気処刑記」(A・デ・カストロ)
「夜歩く石像」(F・B・ロング)

巻末エッセイ=東雅夫(アンソロジスト/クトゥルー文学史家)

2巻

1575円 ISBN978-4-336-04964-3
彼等ひとたび解き放たれば、限りなく血を求めて彷徨い、行く手に災いの多かるべし。――「納骨堂綺談」

新たな魔道書の登場で、さらに広がり深まる宇宙的恐怖、待望の第二巻! 魔道士エイボンの冒険譚「魔道師の挽歌」、旧神と旧支配者の戦いを描く〈ダーレス神話〉の嚆矢「羅ごう星魔洞」、豪華執筆陣による共作「彼方よりの挑戦」、邪神ナイアルラトホテップの伝説「顔のない神」他、C・A・スミス、R・ブロックら、1930年代、〈ク・リトル・リトル神話〉隆盛期を支えた作家たちの競演。

収録作品
「納骨堂綺談」(A・ダーレス&M・スコラー)
「魔道師の挽歌」(C・A・スミス)
「足のない男」(D・ワンドレイ)
「脳を喰う怪物」(F・B・ロング)
「羅ごう星魔洞」(A・ダーレス&M・スコラー)
「奈落より吹く風」(A・ダーレス)
「屍衣の花嫁」(D・ワンドレイ)
「暗恨」(R・F・シーライト)
「彼方よりの挑戦」(H・P・ラヴクラフト他)
「妖蛆の秘密」(R・ブロック)
「顔のない神」(R・ブロック)
「嘲笑う屍食鬼」(R・ブロック)
「探綺書房」(H・ハッセ)

巻末エッセイ=鋼谷ジン(シナリオライター、ニトロプラス所属)

3巻

1575円 ISBN978-4-336-04965-0
邪悪な敵意を抱く侵入者等に対し、人類に好意的なる件の神々はここに勢揃いした……――「触手」

〈ク・リトル・リトル神話〉は、創造主亡き後も、その触手を伸ばしつづける――オカルティスト、マイケル・リーが登場する「セイレムの怪異」「暗黒の接吻」、呪われた妖婦に魅入られた青年の悲劇「メデューサの呪い」邪神イサカが醸す恐怖「幽遠の彼方に」他、独自の世界を築いたH・カットナーの作品を中心に、ラヴクラフトの死後、1937年から41年に発表された作品を集成。

収録作品
「セイレムの怪異」(H・カットナー)
「墓地に潜む恐怖」(H・ヒールド)
「暗黒の接吻」(R・ブロック&H・カットナー)
「セベックの秘密」(R・ブロック)
「メデューサの呪い」(Z・ビショップ)
「触手」(H・カットナー)
「ハイドラ」(H・カットナー)
「幽遠の彼方に」(A・ダーレス)

巻末エッセイ=菊地秀行(作家)

4巻

1680円 ISBN978-4-336-04966-7
天国と地獄の全ての秘密が明かされるのだ。この世の知られざる神秘の全ては汝のものとなるであろう。……――「魔界へのかけ橋」

A・ダーレスが新たな神話の幕を開く――ダンウィッチやプロヴィデンスを舞台にラヴクラフトとダーレスが織りなす"合作"4篇他、ダーレスにより、見出されたR・キャンベル、消し去られた謎の作家C・H・トンプソンらの手になる神話作品を収めた、アーカムハウス黄金時代の作品集。

収録作品
「月に跳ぶ人」(R・A・W・ローンズ)
「深淵の王者」(C・H・トンプソン)
「爬虫類館の相続人」(H・P・ラヴクラフト&A・ダーレス)
「開かずの部屋」(H・P・ラヴクラフト&A・ダーレス)
「第七の呪文」(J・P・ブレナン)
「妖虫」(R・キャンベル)
「異次元通信機」(R・キャンベル)
「ポーの末裔」(H・P・ラヴクラフト&A・ダーレス)
「魔界へのかけ橋」(H・P・ラヴクラフト&A・ダーレス)

巻末エッセイ=朱鷺田祐介(TRPGデザイナー)

5巻

1575円 ISBN978-4-336-04967-4
私たちはすくむ。朦朧と浮かぶ巨大な顔の前に、狂気をはらんだ無窮の夜に生まれた顔の前に。……――「黒の詩人」

ラヴクラフトの継承者たちから、新しい神話時代への誘い――海神から忍び寄る恐怖「盗まれた眼」、〈封印の守護者〉の昔語り「妖蛆の館」、謎の古文書が見せる悪夢「墳墓の主」、〈ラヴクラフトの再来〉B・ラムレイら1960年から70年代に紡いだ、次世代神話の傑作選。

収録作品
「深海の罠」(B・ラムレイ)
「大いなる帰還」(B・ラムレイ)
「ク・リトル・リトルの恐怖」(D・A・ウォルハイム)
「妖蛆の館」(G・マイヤース)
「闇に潜む顎」(R・E・ハワード)
「穴」(R・ジョーンズ)
「墳墓の王」(L・カーター)
「シャッガイ」(L・カーター)
「黒の詩人」(R・E・ハワード&A・ダーレス)
「インズマスの彫像」(H・P・ラヴクラフト&A・ダーレス)
「盗まれた眼」(B・ラムレイ)
「続・深海の罠」(B・ラムレイ)
「呪術師の指輪」(D・J・ウォルシュJr.)

巻末エッセイ=黒史郎(ホラー作家)+山下昇平(造形作家)

6巻

1575円 ISBN978-4-336-04968-1
地の果てから呼び出しが、呼ぶ声があった。遅れてはならぬ。ク・リトル・リトルが動き出したぞ。――「暗黒の復活」

この神話大系はそもそも何だったのか――広がり続ける世界の中で、R・キャンベルが「ラヴクラフト」という原点を見つめ直して編んだ、記念碑的アンソロジー。S・キング、A・A・アタナジオら、豪華執筆陣による〈ク・リトル・リトル神話〉の新しい出発点。

収録作品
序(R・キャンベル)
「クラウチ・エンドの怪」(S・キング)
「不知火」(A・A・アタナジオ)
「木乃伊の手」(B・ラムレイ)
「シャフト・ナンバー247」(B・コッパー)

巻末インタビュー=魔夜峰央(漫画家)

7巻 
ISBN978-4-336-04969-8
真なる神話体系、堂々完結! 第6巻に引き続き、T・E・D・クライン、D・ドレイクの珠玉の一篇、ラヴクラフト未刊の作品の補作など、異色作から正統派神話まで多彩な作品をR・キャンベルが編纂した、最後を飾るにふさわしいアンソロジー。

収録作品
「角笛をもつ影」(T・E・D・クライン)
「アルソフォカスの書」(H・P・ラヴクラフト&M・S・ワーネス)
「蠢く密林」(D・ドレイク)
「パイン・デューンズの顔」(R・キャンベル)
作家紹介
解題
巻末エッセイ 夜明け前/夜明けて後 朝松 健