ミライヘノノロシ

未来への狼火

太田市美術館・図書館 編

発売日 2017/06/20

判型 A4判   ISBN 978-4-336-06173-7

ページ数 112 頁   Cコード 0070

定価 1,980円 (本体価格1,800円)

【内容紹介】

「桑が自分の子の様に可愛いいんだ/桑が黒くなれば俺達まで口がひ上がることになるんだ/村の俺達の狼火をあげよう」。太田に生まれ、高村光太郎や萩原朔太郎といった稀代の詩人とまじわりながら、郷土で詩を書くことに心を傾けた田園詩人・清水房之丞の言葉を手がかりに、太田の風土に育まれてきた創造の遺伝子を発見する――「風土の発見」「創造の遺伝子」「未来への狼火」をキーワードに、絵画、工芸、写真、映像、詩、歌など、多ジャンルのアーティストの作品を収録した、わたしたちが未来を展望するための狼火ともなるべき、群馬県の太田市美術館・図書館開館記念展「未来への狼火」公式カタログ。

[収録作家]
淺井裕介、飯塚小玕齋、石内都、片山真理、清水房之丞、正田壤、林勇気、藤原泰佑、前野健太

【著者紹介】

太田市美術館・図書館 (オオタシビジュツカントショカン)

「ものづくり」を通して育まれてきた群馬県太田市民の創造性を、これからの「まちづくり」に生かしていくための拠点となることをコンセプトに、「からまりしろ」を提唱する建築家・平田晃久の建築で2017年4月にオープン。斬新な発想により人々の感性を刺激する多彩な美術作品と、創造的発想の源泉となる広範な知識を提供する図書資料を同時に閲覧できる場所を提供することにより、太田市民に内在する創造性を開花させるとともに、中心市街地に賑わいをもたらすプロジェクトの展開を目指す。