アスヲサグルホッカイドウノウギョウ

明日を探る北海道農業

二日市壮 著

発売日 2016/10/20

判型 A5判   ISBN 978-4-336-06068-6

Cコード 0536

定価 3,850円 (本体価格3,500円)

【内容紹介】

大豆、小豆、小麦、そば、ビート、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、大根。生乳、そして肉牛……。
日本の食料自給率に北海道農業が占める割合は高く、主要な農産物の生産量は1位。難しいと言われた米の栽培でも「ゆめぴりか」など最高品種が登場。また輸入に頼っていた小麦でも「ゆめちから」を生み出した。牛乳の質の高さは世界一。農家は政府の農業政策に振り回されながらもいくつもの困難を乗り越えてきた。
元NHK記者が北海道中を走りまわり、消費者の視点に立って北海道の農業スペシャリストたちを取材。後継者難に悩みながらも対策が進められ、明るいきざしを見せている北海道の農業、酪農の最前線を報告する。

【著者紹介】

二日市壮 (フツカイチソウ)

1936年西宮市生まれ。NHK記者として環境問題などを取材。定年後、名古屋大、中京大講師を経て韓国へ。KBS日本語放送中心に滞在12年。仁川大、韓国外大で日本語を教える。著書『原始河川(共著)』『明日を探る北海道農業』『韓国擁護論』(以上、国書刊行会)。『京浜工業地帯』(共著、泰流社)。ビデオ『東海レールウォチング』(NHK)。