映画論叢 40

エイガロンソウヨンジュウ

映画論叢 40

丹野達弥 編

発売日 2015/11/13

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05981-9

ページ数 128 頁   Cコード 0374

定価 1,100円 (本体価格1,000円)

シリーズ: 映画論叢
日本映画マニア必携、メジャーの映画言論を挑発する本格映画誌。

【内容紹介】

鶴田浩二、高倉健、丹波哲郎そして佐久間良子
一寸の虫にも……大部屋俳優の見た東映東京 五野上力
謎の怪獣、東京湾に上陸 真説ゴジラ対占領軍 藤元直樹
器用貧乏?なスター ディック・パウエル 千葉豹一郎
黒澤のパンフォーカス、西村潔のデビュー
撮影監督・原一民インタビュー 愛すべき三船敏郎社長 小関太一&加藤孝信
全勝スタアこぼれ話 和製ターザン樺山龍之介、驚愕の結婚相手とは 永田哲朗
俳優・伊沢一郎伝 「なんでも屋」こそ役者の仕事 奥薗守
独立系成人映画再考 60年代テレビで御馴染の女優続々 東舎利樹
ある名画の軌跡
好評連載
フヰルム温故知新 『幕末太陽傳』友愛と希望 布村建
《映画の見かた》の見かた 侮れない局外批評 重政隆文
デジタル過渡期の映画上映
問題提起
単色狭小の銀幕/縮みゆく人間/穴の話/美術史家の映画論

【著者紹介】

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。