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絵画に見る満洲事変と日中戦争

軍人画家武藤夜舟戦争画集  

高橋勝浩 編

発売日 2014/12/25

判型 A4変型判   ISBN 978-4-336-05826-3

ページ数 184 頁   Cコード 0071

定価 19,800円 (本体価格18,000円)

【内容紹介】

平福百穂に師事し、戦前に美術界の寵児として活躍した軍人画家・武藤夜舟。満洲事変に従軍し、戦闘の様子を描写、のちに昭和天皇にも献上された、満洲事変を描いた戦争画の総決算とも言うべき『満洲事変絵巻』ほか、満洲事変と日中戦争に材をとった臨場感溢れる戦争画の数々を、オールカラーで集大成。

【著者紹介】

高橋勝浩 (タカハシカツヒロ)

昭和39(1964)年千葉県生まれ。平成元(1989)年國學院大學大学院法学研究科博士課程前期修了後、宮内庁(書陵部)へ入庁。現在、同部編修課首席研究官。専攻、日本近現代史。
編著書に、『内田康哉関係資料集成』(柏書房、共編)、『絵画に見る満洲事変と日中戦争―軍人画家武藤夜舟戦争画集―』(国書刊行会)、主な論文に、「石井菊次郎」「内田康哉」(『人物で読む近代日本外交史 大久保利通から広田弘毅まで』吉川弘文館)、「本多熊太郎の政治的半生」(慶應義塾大学福沢研究センター『近代日本研究』第28巻)などがある。