ユメノソウジュウホウ

夢の操縦法

エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵 著
立木鷹志 訳

発売日 2012/03/22

判型 四六判   ISBN 978-4-336-05494-4

ページ数 435 頁   Cコード 0098

定価 4,950円 (本体価格4,500円)

【内容紹介】

『夢判断』でフロイトが注目し、『通底器』でアンドレ・ブルトンが賞賛、澁澤龍彦が『悪魔のいる文学史』で一章を割いた夢研究史上の最重要著作。
古今の夢解釈の歴史と、二千夜近くにわたった自らの夢日記を独創的に分析し、夢判断の先駆的書籍として関心が高まる古典的著作。
月王ルートヴィッヒⅡ世や『さかしま』のデ・ゼッサントにも比せられる、19世紀末の《夢の実験家》による一大奇書。

【著者紹介】

エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵 (エルヴェドサンドニコウシャク)

1822年~1892年。コレージュ・ド・フランスの中国文学教授。著書に『唐詩選』『ヨーロッパに対する中国』『中国異民俗誌』ほか多数。『夢の操縦法』は1867年に匿名で発表された。

立木鷹志 (タチキタカシ)

1947年生まれ。早稲田大学文学部中退。作家・翻訳家。主要著作に、『毒薬の博物誌』『媚薬の博物誌』(青弓社)、『夢の形をした存在のための黙示録』(沖積舎)ほか。訳書に『大アルベルトゥスの秘法』(河出書房新社)等。