フーさんシリーズ

フーサンニオトナリサンガヤッテキタ

フーさんにお隣さんがやってきた

ハンヌ・マケラ 著
上山美保子 訳

発売日 2007/11/20

判型 A5判   ISBN 978-4-336-04948-3

ページ数 262 頁   Cコード 8097

定価 1,650円 (本体価格1,500円)

シリーズ: フーさんシリーズ (フーサンシリーズ)
これまでたくさんの豊かで想像力をかきたてる童話・児童文学の名作を生みだしてきたフィンランドで、今の30~40代の誰もが、子どもの時に愛読した本としてまっさきに名前をあげ、そしていまなお多くの子どもたちに読まれ続けている、永遠のベストセラー。フィンランドでは、舞台化されたほか、テレビアニメ化もされました。世界10か国語に翻訳されている児童文学の名作の待望の日本語版です。

【内容紹介】

ある日突然フーさんの家の隣にやってきた、ビールバラ提督。じつは提督には哀しい過去がありました。最愛の女性が地下の国に連れ去られたまま戻ってこないというのです。さあ、大冒険の始まりです!

【著者紹介】

ハンヌ・マケラ (ハンヌマケラ)

1943年フィンランド・ヘルシンキ生まれ。作家・詩人。詩、小説、児童小説、絵本と作家としての活動は多岐にわたる。フィンランド国内で数多くの児童文学賞を受賞しているが、児童書だけではなく、1995年に『Mestari』でフィンランディア賞(フィンランド最高の文学賞)を受賞するなど、一般向けの文芸の世界でもおおいに活躍している。現代フィンランド文学界を代表する作家の一人。邦訳作品には、「フーさんシリーズ」の他に、『ぼくはちびパンダ』(徳間書店)がある。

上山美保子 (ウエヤマミホコ)

1966年東京都生まれ。東海大学文学部北欧文学科卒。大学在学中、トゥルク大学人文学部フィンランド語学科留学。現在、フィンランド技術庁Tekes勤務。訳書に、『フーさん』『フーさんにお隣さんがやってきた』『フーさん引っ越しをする』(いずれも国書刊行会)がある。