【内容紹介】

アメリカの黒人女流作家、ハーストンの波瀾の人生を最新の研究成果をもとに紹介し、「スパンク」『ヨナのとうごまの蔓』などの主要な長・短編作品15点を各々解説。さらに柳田国男と比較した斬新な作家論を収録。

【著者紹介】

前川裕治 （マエカワユウジ）

広島県生まれ　広島女学院大学文学部教授　青山学院大学大学院修士課程（英米文学専攻）修了　長崎総合科学大学付属高校、長崎ウエスレヤン短大などを経て、1986年より広島女学院大学文学部助教授、1992年より現職　1981-82年　フルブライト奨学生（カリフォルニア大学、イリノイ大学で学ぶ）　1993-94年　広島女学院大学在外研究員（フロリダ大学、ジョージア大学にて研修）　　主要論文　「ボールドウィンの女性達」（広島女学院大学『論集』36、1986）　「アリス・ウォーカー研究」（広島女学院大学『論集』39、1989）　「Zora Neale Hurston研究」（広島女学院大学『論集』40、1990）　「あめりか・コクジン・ジョセイである事」（『中・四国アメリカ文学研究』28、1992）　「Zora Neale Hurstonの知られざる遺産」（『中・四国アメリカ文学研究』32、1996）