ウィーン

ウィーン

聖なる春   新装版

池内紀 編

発売日 1997/02/12

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03930-9

ページ数 408 頁   

定価 4,400円 (本体価格4,000円)

【内容紹介】

成熟から爛熟の過程にあった1つの有機的な精神空間――世紀末ウィーン。そこに漂っていた香気と様々な「小レオナルドたち」の試みを再現する。クラウス、ホフマンスタール、フロイト、クービン等全45篇。

【著者紹介】

池内紀 (イケウチオサム)

1940年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ文学者。主要著訳書:『ウィーンの世紀末』白水社(1981年)、『温泉』白水社(1982年)、『恋愛読本』彌生書房(1984年)、『猿飛レゲンデ』沖積舎(1985年)、ブライ『同時代人の肖像』法政大学出版局(1981年)、アメリー『罪と罰の彼岸』法政大学出版局(1985年)など。