沖縄文学全集 11

ギキョク

戯曲  

沖縄文学全集編集委員会 編

発売日 1994/03/23

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03031-3

ページ数 336 頁   

定価 4,486円 (本体価格4,078円)

シリーズ: 沖縄文学全集
沖縄の既成の「文学」を網羅し分類しただけではなく、あらゆる言説(記録・表現・作品)を収録した。島尾敏雄の名づけた〈琉球弧〉、つまり奄美・沖縄・宮古・八重山の島々の、近代120年の全容(風土・歴史・文化)を形あるものとして構成し、琉球弧の内と外への、そして次の世代へ向けての時代を画すメッセージたらんとするものである。沖縄から出発することによって、逆に日本の近代文学を照射し、鋭い異化作用をもたらす。

【内容紹介】

昭和(戦後)の戯曲集。伊集田實「犬田布騒動記」、知念正真「人類館」、大城立裕「トートーメー万歳」、嶋津与志「洞窟」、謝名元慶福「島口説」、玉木一兵「さらば軍艦島」など。

【著者紹介】

沖縄文学全集編集委員会 (オキナワブンガクゼンシュウヘンシュウイインカイ)