叢書江戸文庫 50

トウカイドウメイショキトウカイドウブンカンエズ

東海道名所記/東海道分間絵図

冨士昭雄 他校訂

発売日 2002/05/12

判型 四六判   ISBN 978-4-336-03550-9

ページ数 422 頁   

定価 6,600円 (本体価格6,000円)

シリーズ: 叢書江戸文庫
江戸文化を江戸文化たらしめ、近世文学を近世文学たらしめているのは、けっして限られた天才たちとその作品群ではなく、逆にマイナーの位置に甘んじつつ、時代や社会と密着するなかで膨大な作品や資料を遺していったマイナー作家、作品群ではないだろうか。すぐれた文学的効果をあげながらも埋もれようとしている作家、作品を現在の視点で精選し、江戸期本来の価値観に基づいて新しく読者に提供する画期的翻刻叢書。

【内容紹介】

にわか道心を起こして出家した楽阿弥陀仏と「大坂辺のなにがしが手代」との東海道上り旅を描いた道中記「東海道名所記」、東海道の景観をパノラマ風の図巻で提示した地誌「東海道分間絵図」の2篇を収録。

【著者紹介】

冨士昭雄 (フジアキオ)