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キオクガキエルトキーーオイトアルツハイマービョウノカコ、ゲンザイ、ミライ

記憶が消えるとき──老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来

発売日 2015/11/24

判型 四六判   ISBN 978-4-336-05972-7

ページ数 340 頁   Cコード 0047

定価 3,024円 (本体価格2,800円)

内容紹介

「21世紀の疫病」と言われるアルツハイマー病。そのしくみについては未解明の部分が多く、有効な治療法も見つかっていない。この病気は昔からあったのか? 人はある程度高齢になればみんなこの病気になるのか? 治療法の研究はどこまで進んでいるのか? カナダの著名なサイエンスライターが、アルツハイマー病の歴史をたどり、さまざまな角度からそのメカニズムを調べ、いずれ開発されるはずの治療法を探る。最新情報満載 !
【書評抜粋】
巧みな比喩と的を射た問いかけを駆使したくつろいだ文体で、イングラムはわたしたちを手際よく科学研究の世界へと導いてくれる。
                        ――ナショナル・ポスト

14冊の著書と、CBCラジオ1『クワークス&クウォークス』、ディスカバリー・チャンネル『デイリー・プラネット』での長期にわたる司会役で、カナダで最も有名なサイエンス・コメンテーターとなったイングラムは、今や科学の謎と世界の健康危機の中心にある病気について、「距離を置いた、科学的な」概要を書く決意をした。しかし、家族の病状を眺め、みずからの将来を見つめる者に大きな感情的負担を強いるこの病気を扱うにあたって、個人的な関わりから目をそらすことはできなかった。
                         ――トロント・スター

治療法はおろか、一歩進んだ理解すら、実現までには長い時間がかかるだろう。これは何年も、何十年もかけて進行する病気であり、その科学は複雑だからだ。しかし、すでに専門知識を持つ人以外なら誰でも、本書でごく手軽に、アルツハイマー病への理解を自分なりに深めることができるだろう――マーケティングに詳しい人なら〝来てる〟と言うはずの話題であり、本書はその蔵書に加わるべき本だ。

                    ――ウィニペグ・フリー・プレス

著者紹介

ジェイ・イングラム

サイエンスライター。長年、カナダCBCラジオ1やディスカバリー・チャンネルで番組のホストを務める。アルバータ大学学士課程およびトロント大学修士課程修了。これまでに14冊の著書を出版し、邦訳に『天に梯子を架ける方法―科学奇想物語』(紀伊國屋書店)、『そうだったのか!――見慣れたものに隠れた科学 』(講談社)などがある。

桐谷知未 (キリヤトモミ)

東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。翻訳家。

目次

第1章 老いを受け止めるか、恐れるか 
第2章 「わたし、まるで、自分をなくしたみたい」
第3章 アルツハイマー病は昔からあったのか 
第4章 ジョナサン・スウィフトの症例 
第5章 老化の生物学 
第6章 自然な命の終わり 
第7章 老化する脳 
第8章 老人斑と神経原線維変化 
第9章 「わたしが休むのは夜だけです」 
第10章 死に至る進行 
第11章 反撃する脳 
第12章 流行は静まりつつあるのか 
第13章 わたしはアルツハイマー病になるのか? なるとしたら、いつ? 
第14章 治療法の模索 
第15章 アルツハイマー病に男女差はあるのか 
第16章 本当にアルミニウムが原因だったのか 
第17章 多くの面を持つ認知症 
第18章 どこに住み、何を食べるか 
第19章 今後の展開 

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