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ムラノトウゴノジュウタクデザイン

村野藤吾の住宅デザイン

図面資料に見るその世界  

発売日 2015/03

判型 A4変型判   ISBN 978-4-336-05887-4

ページ数 176 頁   Cコード 0052

定価 4,400円 (本体価格4,000円)

内容紹介

代表作やこれまで注目されていなかった村野作品住宅、新発見の初期住宅設計などに込められた思想を遺された設計図から読み解く。

著者紹介

京都工芸繊維大学美術工芸資料館 (キョウトコウゲイセンイダイガクビジュツコウゲイシリョウカン)

村野藤吾の設計研究会 (ムラノトウゴノセッケイケンキュウカイ)

目次

巻頭グラビア 撮影:市川靖史・多比良敏雄・吉田龍彦
ごあいさつ

「ハウスドクター」としての村野藤吾  石田潤一郎

〈作品〉

◎大丸神戸支店店員寄宿舎(1931年)/同舎監住宅(1931年)/下村邸計画案(1932年)
「村野らしさ」の萌芽――大丸関連の住宅作品  三宅拓也

◎大阪パンション(1932年)
自在なモダン・デザインの出発点  松隈 洋

◎中山悦治邸(1934年)/中山半邸(1940年)/中山製鋼所関係の住宅
モダニズムの和風化――2つの中山邸に見る村野藤吾の住宅設計手法  笠原一人

◎武智邸(1934年)
武智鉄二氏邸を巡って  角田暁治・竹内次男

◎清流亭計画案(1937年)
清流亭と本歌取り  豊田充弘

◎親栄会住宅(1939年頃)
親栄会住宅――上町台地に開発された住宅地  石田潤一郎

◎川崎航空機工業岐阜工場社宅(1939年)
川崎航空機工業岐阜工場社宅――長屋に刻まれた村野流  平井直樹

◎中橋邸(1940年)
関西文化の描線――戦中の佇まい・中橋邸  安達英俊

◎村野藤吾自邸(1940年)
村野藤吾自邸――長い時間と労力を費やした「私の作品」  福原和則

◎中林邸(1941年)
平面図の推移にみる中林邸  小谷川勝

◎湯浅邸計画案(1943年)
戦時下のパトロン湯浅譲のための住宅  笠原一人

インタビュー:藤森照信氏に聞く――語りえぬものとしての住宅
インタビュー:木原千利氏に聞く――村野藤吾の住宅をめぐって
掲載図面データ
村野藤吾関連年表

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