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チュウゴクオンガクシズカン

中国音楽史図鑑

劉東昇袁荃猷 編著
明木茂夫 監修・翻訳

発売日 2016/06/28

判型 A4判   ISBN 978-4-336-05841-6

ページ数 368 頁   Cコード 0673

定価 28,080円 (本体価格26,000円)

内容紹介

楽器や楽譜、演奏風景を描いた壁画・絵画・彫刻など、720枚を超える圧倒的な図像資料を収録。詳細な解説を付して、日本の雅楽や楽制にも影響を与えた中国音楽の歴史を通覧する、レファレンスとして最適の一書。

【日本語版監修のことば】
解説書としても 図鑑としても便利な参考書
明木茂夫(中京大学教授・中国音楽学)

原著『中国音楽史図鑑』は1988年に刊行されて以来、本国では信頼に足る音楽史の基本書籍として広く読まれてきた。2008年に修訂版が出て、現在はこちらが普及している。修訂版を旧版と比べてみると、かなりの図版が増補されており、もちろん印刷も鮮明になっている。本書はその修訂版の翻訳である。本書は「図鑑」とあるとおり、出土品・楽器実物・絵画・壁画・ レリーフ・塑像彫像など、多数の図版を中心にして中国音楽史を通覧する、というものである。使用されている写真は、中国芸術 研究院音楽研究所が各文物の所蔵機関から直接提供を受けたものが多く、それぞれの標準となる鮮明な写真が収録されている。楽器の形状や奏法はもちろんのこと、何より音楽の演奏される様々な「場」までが視覚的に理解できるのは、やはり本書が単に楽器図鑑なのではなく、あくまで音楽史図鑑であるためだろう。ところがその一方、本書は図鑑としては解説本文が充実していて、情報量が多いことも指摘しておかねばならない。本文には、出土品や古楽器について熟知した人ならではの詳細な記述も多く、主編者の劉東昇・袁荃猷両氏はじめ、各時代・各分野に通じた中国芸術研究院音楽研究所のスタッフの面目躍如といったところであろう。このように、詳細な記述が豊富な図版と組み合わされているおかげで、本書は中国音楽史を学ぶ上での基本となる通史として用いることができる。もしも読者が、様々な時代の様々な楽曲、楽器、そして音楽関係資料に興味を持ち、それについて調べてみようとする際には、解説書として、あるいは図鑑として、大変便利な参考書となることと信ずる。

著者紹介

劉東昇 (リュウトウショウ)

中国芸術研究院音楽研究所研究員。1940年北京生まれ。1963年天津音楽学院民俗器楽学科を卒業。著書に『中国楽器図志』『中国古楽器』『中国音楽史略』(共著)『中国古代歌曲』(共著)などがある。また『中国音楽詞典』器楽分科、『中国楽器図鑑』の主編、『中国古琴珍萃』常務副主編、『中国芸術百科辞典 音楽巻』副主編などを歴任。中国政府より数々の賞を受賞した。

袁荃猷 (エンセンユウ)

中国芸術研究院音楽研究所研究館員。1920年生まれ。燕京大学教育学科に入学し、その後、輔仁大学を卒業。『「新奇秘譜」指法集注』、『中国音楽史参考図片』の第6〜第10輯を編修し、『中国音楽文物体系・北京巻』主編を歴任。『信陽楚墓虎座鼓の復元問題について』『ある貴重な清代蒙古族作楽図』、『談箜篌』など音楽考古に関する論文を多数発表。2004年没。

明木茂夫 (アケギシゲオ)

中京大学国際教養学部教授・文化科学研究所所長。1962年山口県生まれ。九州大学文学部卒業、同大学院文学研究科、九州大学文学部助手などを経て現職。専門は中国古典楽理および中国語学、特に中国古典楽理書の音階理論について。その他副次的テーマとして、中国UFO説話の懐疑主義的検証、日本漫画の外国語翻訳研究といったサブカルチャー関連の研究も手がける。また、社会科教科書や地図帳における中国地名カタカナ現地音表記に関する問題提起も行っている。主な著書に『楽は楽なり――中国音楽論集』『楽は楽なり2――中国音楽論集・古楽の復元』(好文出版、2005年・2007年、共著)、『オタク的中国学入門』 (楽工社、2007年)、『オタク的翻訳論 日本漫画の中国語訳に見る翻訳の面白さ』巻1-巻11(発売:東方書店、2007年~ 続刊中)、『中国地名カタカナ表記の研究――教科書・地図帳・そして国語審議会』(東方書店、2014年)など。

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