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タカイシロブンガクエッセイ

高い城・文学エッセイ

発売日 2004/12/18

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04506-5

ページ数 443 頁   Cコード 0397

定価 3,024円 (本体価格2,800円)

内容紹介

第二次大戦直前のルヴフで暮らした少年時代を、情感豊かに綴った自伝に、ディック、ウェルズ、ドストエフスキー、ボルヘス、ナボコフといった作家論や、『SFと未来学』からの抄訳を収める。

著者紹介

スタニスワフ・レム (スタニスワフレム)

1921年、旧ポーランド領ルヴフ(現在ウクライナ領)に生まれる。クラクフのヤギェウォ大学で医学を学び、在学中から雑誌に詩や小説を発表し始め、1950年に長篇『失われざる時』三部作を完成。地球外生命体とのコンタクトを描いた三大長篇『エデン』『ソラリス』『砂漠の惑星』のほか、『金星応答なし』『泰平ヨンの航星日記』『宇宙創世記ロボットの旅』など、多くのSF作品を発表し、SF作家として高い評価を得る。同時に、サイバネティクスをテーマとした『対話』や、人類の科学技術の未来を論じた『技術大全』、自然科学の理論を適用した経験論的文学論『偶然の哲学』といった理論的大著を発表し、70年には現代SFの全2冊の研究書『SFと未来学』を完成。70年代以降は『完全な真空』『虚数』『挑発』といったメタフィクショナルな作品や文学評論のほか、『泰平ヨンの未来学会議』『泰平ヨンの現場検証』『大失敗』などを発表。小説から離れた最晩年も、独自の視点から科学・文明を分析する批評で健筆をふるい、中欧の小都市からめったに外に出ることなく人類と宇宙の未来を考察し続ける「クラクフの賢人」として知られた。2006年に死去。

沼野充義 (ヌマノミツヨシ)

1954年,東京生まれ。東京大学卒,ハーバード大学スラヴ語学文学科に学ぶ。ワルシャワ大学講師を経て,現在,東京大学教授。著書に『徹夜の塊 亡命文学論』(作品社),『徹夜の塊 ユートピア文学論』(作品社),『W文学の世紀へ』(五柳書院),『ユートピアへの手紙』(河出書房新社),『200X年文学の旅』(共著,作品社),編著書に『東欧怪談集』(河出文庫),『世界×現在×文学 作家ファイル』(共編,国書刊行会),『世界は文学でできている』(光文社)などがある。

巽孝之 (タツミタカユキ)

1955年、東京生まれ。上智大学卒、コーネル大学英文学科博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授。著書に『ニュー・アメリカニズム--米文学思想史の物語学』(青土社)、『アメリカ文学史のキーワード』(講談社現代新書)、『プログレッシヴ・ロックの哲学』(平凡社)、『「2001年宇宙の旅」講義』(平凡社新書)、『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房)、編著に『日本SF論争史』(同)、『事典 現代のアメリカ』(大修館書店、共編)など多数。

芝田文乃 (シバタアヤノ)

1964年、神奈川生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。ポーランド語翻訳者、写真家、エディトリアル・デザイナー。1992年より東京、クラクフなどで写真展開催。訳書にレム『高い城・文学エッセイ』『短篇ベスト10』、コワコフスキ『ライロニア国物語』(いずれも共訳、国書刊行会)、ムロージェク『所長』『鰐の涙』(未知谷)、グラビンスキ『動きの悪魔』(国書刊行会)などがある。

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