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2018年11月情報一覧です。

2018/11/30

『さらば、シェヘラザード』『探偵小説の黄金時代』がミステリマガジン1月号で紹介されました。

『さらば、シェヘラザード』『探偵小説の黄金時代』がミステリマガジン1月号で紹介されました。

 〈わたしのベスト10 海外編〉の中でお三方が『さらば、シェヘラザード』を紹介。
  「才人の奇書」「このシリーズは本当に面白いので、長く続けて欲しい」 日下三蔵氏(ミステリ研究家)
  「メタメタな設定が楽しくて笑える」 三津田信三氏(作家)
  「変てこな小説が読みたい方にうってつけ」「噂に違わぬ怪作」 若林踏氏(ライター)

 〈周辺統括〉の中で、風間賢二氏(翻訳家・文芸評論家)も言及。
  「作家と創作、作品の死闘関係をエロチックかつスラプスティックに語ったメタフィクショナルな怪作」

      
『探偵小説の黄金時代』は、〈周辺統括〉と〈今月の書評〉の中で、松坂健氏(ミステリ愛好家)が紹介。
 「ミステリ作家群像が生き生きと描かれていて、こんなにミステリファンにとって楽しい読み物は無いと
   思う」
 「まさに宝石のような贈り物」
 「正確さも含めて読みやすい翻訳」


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ドナルド・E・ウェストレイク/矢口誠 訳
若島正・横山茂雄 監修 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
謎が謎を呼ぶ、伝説の怪作がついに登場! 〈悪党パーカー〉
シリーズや数々のコメディ・ミステリで知られる巨匠ウェス
トレイクによる爆笑の半自伝的実験小説。 


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マーティン・エドワーズ/森英俊・白須清美 訳 
定価 4,968円(本体価格4,600円)
セイヤーズ、バークリー、クリスティーらが結成した〈ディテ
クション・クラブ〉の歴史を通して、英国探偵小説黄金時代の
作家群像を生き生きと描き、MWA賞に輝いた話題作。図版多数。


2018/11/27

『中村傳三郎美術評論集成』が月刊アートコレクターズ12月号で紹介されました。

月刊アートコレクターズ12月号で『中村傳三郎美術評論集成』が紹介されました。

「近代日本彫刻の広範な調査と資料収集、「彫刻」という言葉の成立過程の解明、
  日本の近代彫刻におけるロダンの受容の詳細」
「数多くの論考・批評を集成して、中村の軌跡を生誕100年の今振り返る」


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中村傳三郎/藤井明 編 
定価 29,160円(本体価格27,000円)
昭和5年に設立され、戦後、近代日本美術の研究を大きく
発展させた東京文化財研究所。同研究所の彫刻部門を担い、
日本におけるロダン評価を広めるなど今日の近代日本彫刻
史研究の基礎を築いた中村傳三郎の美術論を集大成する。

2018/11/27

※11/27特典情報追加 『エイリア綺譚集』発売記念 高原英理さん×金原瑞人さん トークショー&サイン会〈12/1(土)〉

幻想短編集『エイリア綺譚集』(国書刊行会刊)の刊行を記念して、著者の高原英理さんとゲストに
ご友人の金原瑞人さんを迎え、幻想文学や澁澤龍彦をめぐるトークショー&サイン会を開催いたし
ます。
参加ご希望の方は、下記要項をご確認の上、入場券をお求めください。

★イベントご参加の方には、もれなく高原英理さん書き下ろし掌編「猫夢」を進呈いたします。
 ここでしか手に入らない限定特典です。是非、皆さまのご来場をお待ちしております。


〈『エイリア綺譚集』発売記念
 高原英理さん×金原瑞人さん トークショー&サイン会〉
◆日時:2018年12月1日(土) 15:00~(14:30開場)
    ※トーク終了後にサイン会を行います。
     サインご希望の方は『エイリア綺譚集』をご持参いただくか、当日会場販売いたします
     対象書籍をお買い求めください。
    〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-7-3 モード学園コクーンタワー 
◆定員:先着50名様

[参加方法]ブックファースト新宿店地下1階Dゾーンレジカウンターにて販売する入場券(500円税込)
     をお求めください。
      ※電話でのご予約も承ります。下記の番号にお問い合わせください。
       (ブックファースト新宿店 03-5339-7611)
      ※入場券は数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます
      ※入場券をお持ちでない方の入場はできません。当日必ず入場券をお持ちください。
      ※当日のお席はご来場順の自由席です。
      ※イベント中の録音・撮影・WEB配信はお断りさせていただきます。

イベント詳細ページ



■プロフィール
高原英理(たかはら・えいり)
1959年生。1985年、澁澤龍彦と中井英夫が選考した第1回幻想文学新人賞受賞を受賞。1996年、
第39回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。
主要著作に『少女領域』(国書刊行会)『闇の司』(ハルキ・ホラー文庫)『無垢の力』『ゴシックハート』
『不機嫌な姫とブルックナー団』(講談社)『ゴシックスピリット』(朝日新聞社)『抒情的恐怖群』『神野悪
五郎只今退散仕る』(毎日新聞社)『月光果樹園』(平凡社)『アルケミックな記憶』(書苑新社)『うさと私』
(書肆侃侃房)『怪談生活』『歌人紫宮透の短くはるかな生涯』(立東舎)。編著に『書物の王国6 鉱物』
(国書刊行会)『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』『ファイン/キュート』(ちくま文庫)『ガール・イン・ザ・
ダーク』(講談社)。 

金原瑞人(かねはら・みずひと)  
1954年、岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書として児童書、ヤングアダルト小説、一般書、
ノンフィクションなど500作品以上を手掛ける。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『さよならを
待つふたりのために』『国のない男』『文学効能事典』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワー
ス16、1924年』、エッセイ集に『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『サリンジャーにマティー
ニを教わった』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』など多数。


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高原英理 著 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
澁澤龍彦と中井英夫に見いだされた小説家高原英理の幻想小説集。
「ガール・ミーツ・シブサワ」「ブルトンの遺言」「林檎料理」
「青色夢硝子」「憧憬双曲線」「猫書店」ほか。 

2018/11/22

『21世紀のカレッジ・ジャパニーズ』の補助教材をアップいたしました。

『21世紀のカレッジ・ジャパニーズ』の単語リスト、解答例、第2課音声ファイルと
そのスクリプトをアップいたしました。

書誌ページよりダウンロードの上、ご利用ください。


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深澤のぞみ/濱田美和/深川美帆/札野寛子/松田佳子/藤井晶子 著
定価 1,728円(本体価格1,600円)
大学での学びに必要なアカデミック・ジャパニーズ・ スキルを習得しながら、
知識基盤型社会で求められる能力「21世紀型スキル」を養成。ノートの取り方
からプレゼン・レポート作成までの学習を、この1冊で総合的に実現。


2018/11/22

『江戸怪談文芸名作選 全5巻』が図書新聞11/24付で紹介されました。

図書新聞11/24付の全集・シリーズ特集で『江戸怪談文芸名作選 全5巻』担当編集の言葉が掲載されました。

「江戸の知られざる怪談・奇談を新たなる形で紹介するべく、数々の新機軸を打ち出している」
「一般読者の理解の一助となるよう、最前線の研究成果を反映した詳細な作品解説も収録」
「原本中の豊富な挿絵も、余すことなく本文中に掲載。ただ読むだけでなく、目で見て愉しむこともできる」


十八世紀後半の怪しくも豊沃な江戸怪談の世界から、「おばけ好き」必見の
知られざる名作を紹介! 美麗函入、挿絵多数、半数以上が初翻刻。江戸の
人々が畏れ愛した怪異の数々が二百年の時を超えて今よみがえる!


2018/11/22

『笠原和夫傑作選 全3巻』刊行記念トークイベントの様子が図書新聞11/24付で紹介されました。

『笠原和夫傑作選 全3巻』刊行記念トークイベントの様子が図書新聞11/24付で紹介されました。

10月20日に紀伊国屋書店新宿本店にて行われた『笠原和夫傑作選 全3巻』刊行記念トークイベント
の様子が図書新聞11/24付で紹介されました。

図書新聞


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『博奕打ち 総長賭博』『仁義なき戦い』など日本映画史に燦然と輝く
名作群をのこした日本最大の脚本家笠原和夫、初の選集がついに刊行。
シナリオの第一級教科書にして、極上のエンターテインメントを全三巻
に集成!
 
 


2018/11/20

『乾隆帝伝』の新居洋子氏が第40回サントリー学芸賞受賞

『乾隆帝伝』の校註・解説を手がけていただきました新居洋子氏が著書『イエズス会士と普遍の帝国
在華宣教師による文明の翻訳』(名古屋大学出版会)により、第40回サントリー学芸賞〔思想・歴史部
門〕を受賞されました。

サントリー学芸賞とは、1979年に創設され、「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の
4部門に分かれ、社会と文化を考える、独創的で優れた研究、評論活動をされた方を顕彰しています。

サントリーHP


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後藤末雄/新居洋子 校注   
定価 3,672円(本体価格3,400円)
東西文化史の泰斗・後藤末雄による不朽の名評伝に、名論文「円明園の
研究」を併録し復刻。キリスト教宣教師との交流から垣間見えた、文人
皇帝の知られざる姿を描く。最新の研究成果を織り込んだ校注付。 

2018/11/20

「ジーヴス・シリーズ」が毎日新聞11/19付で紹介されました。

毎日新聞11/19付で「ジーヴス・シリーズ」が紹介されました。

評者は特別編集委員の山田孝男氏。
「国書刊行会版全巻を邦訳した森村たまきに言わせれば、ウッドハウス作品の魅力は
  「他人を傷つけず、見下さず、おとしめない笑い」にある」
「主人公ジーヴスの人物像は興味深い。従者でありながら、見識と機知で主人一党の
  尊敬を集め、「いけません、ご主人様」を連発して抵抗しつつ、信念を貫く」

毎日新聞HP


〈ウッドハウス・コレクション〉全巻書影.jpg
《モンティ・パイソン》や《ミスター・ビーン》の源泉ともいわれる
抱腹絶倒のウッドハウスの小説の中でも、最高に面白い〈ジーヴス物〉
を集めた待望のコレクション。ぐうたらなダメ男の若旦那バーティーと、
天才執事ジーヴス。世界的に有名なこの名コンビと、周囲の人々がくり
広げる、笑いの渦巻く人間喜劇。


2018/11/19

『笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇』が産経新聞11/18付で紹介されました。

産経新聞11/18付で『笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇』が紹介されました。

評者は編集者、ライターの月永理絵氏。
「どの作品も実に視覚的に書かれていること。画面に表示されるタイトル文字や、スチールによる状況説明、
  画面にかぶさるナレーションなど、事細かに書かれた記述から、映画の場面がそのまま浮かび上がる。」
「実際の映画との比較もおもしろいが、未映画化作品を読む楽しさも格別だ。(中略)シナリオの一行一行か
  ら、まだ見ぬ映像が浮かび上がる興奮を得られる、貴重な作品だ」
「こうしてまとまったシナリオ群は、資料的価値はもちろんのこと、さまざまな発見をもたらしてくれる」

THE SANKEI NEWS


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笠原和夫 著 
定価 5,400円(本体価格5,000円)
日本映画史に燦然と輝く名作群をのこした日本最大の脚本家
笠原和夫、初の選集。全3巻。第1回配本は『仁義なき戦い』ほ
か実録映画篇。未映画化の『実録・共産党』『沖縄進撃作戦』も
収録。 

2018/11/16

『探偵小説の黄金時代』が日経新聞11/15付で紹介されました。

日経新聞11/15付で『探偵小説の黄金時代』が紹介されました。

評者は評論家の野崎六助氏。
「愛好家には嬉しい一冊」
「古き良き時代。紳士淑女の甘美な世界のおとぎ話。知られざる作家も、忘れられた作家も、
  いまだよく読まれている作家も」


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マーティン・エドワーズ/森英俊・白須清美 訳 
定価 4,968円(本体価格4,600円)
セイヤーズ、バークリー、クリスティーらが結成した
〈ディテクション・クラブ〉の歴史を通して、英国探
偵小説黄金時代の作家群像を生き生きと描き、MWA賞に
輝いた話題作。図版多数。

2018/11/15

『グッバイ・クリストファー・ロビン』が各紙で紹介されました。

・北海道新聞11/4付、西日本新聞11/10付

評者は聖心女子大教授の安達まみ氏。
「四冊のクマのプーさんものを創作した頃を中心に、ミルンと周辺の喜怒哀楽詳しく描く。
  (中略)プーの名前の由来。挿絵画家シェパードとの協働。興味深い情報がめじろ押しだ」
「随所に鏤められたミルン論が本書の特長だろう。著者はミルンの言葉への感受性に着目
  し、最初の詩集は、味わいや歯応えのある表現に聞き慣れぬ言葉を少し交えた語彙が、
  幼児に理解できて大人も飽きさせないと指摘する」
「劇作家としての成功を願ったミルンに名声の歓びと痛みは望まぬ形でやってきた。それで
  も晩年にはプーと和解したのかもしれない。そう本書は示唆する。丁寧な訳注も日本の読
  者にはありがたい」


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アン・スウェイト/山内玲子・田中美保子 訳 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
プーやその仲間の無邪気な世界とあまりに対照的な影と真実。
それを知ることで、プーやロビンの魔法の森の安らぎと輝きは
増し、いっそう愛おしくなる。人間の幸福の真実を映し出す名
著、待望の翻訳!


2018/11/12

『探偵小説の黄金時代』が読売新聞11/11付で紹介されました。

読売新聞11/11付で『探偵小説の黄金時代』が紹介されました。

評者は出版社「荒蝦夷」代表の土方正志氏。
「傑作名作が枚挙に暇がないほど続々刊行され、豪華絢爛に咲き誇ったこの英国黄金時代、
  ミステリ・ファンなら現場に居合わせたかったと一度は夢見たことがあるはずだ。(中略)本書
  はその夢をかなえてくれる文芸ノンフィクションの大作」
「ジャンルを切り拓いた若き巨匠たちの青春物語の趣もある」
「現在のミステリの隆盛に話題が繋がる最終章まで、読みごたえ満点」
「興味はあるけれど海外ミステリになかなか手が出ない、そんなあなたには格好のガイドブック」



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マーティン・エドワーズ/森英俊・白須清美 訳 
定価 4,968円(本体価格4,600円)
セイヤーズ、バークリー、クリスティーらが結成した〈ディテクション・
クラブ〉の歴史を通して、英国探偵小説黄金時代の作家群像を生き
生きと描き、MWA賞に輝いた話題作。図版多数。


2018/11/12

『雷鳴と稲妻』が毎日新聞11/11付で紹介されました。

毎日新聞11/11付で『雷鳴と稲妻』が紹介されました。

評者はサイエンスライターの内田麻理香氏。
「美術書でもあり、ルポルタージュでもあり、科学書でも歴史書でもある」
「著者の絵はどことなく不穏で、見る者を落ち着かない気分にさせる。この気分は、まさ
  に我々が気象に対して感じる畏怖、敬愛、美がない交ぜになった感情に相当する」
「本書は、ただただ美しい絵物語として魅了する。それと同時に、気象に対する脅威、
  不安、葛藤など、さまざまな感情が生まれてくるだろう。そして、人間が気象とどう関
  わるべきかという難問を投げかける」

毎日新聞


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ローレン・レドニス/徳永里砂 訳 
定価 9,504円(本体価格8,800円)
PEN/E・O・ウィルソン科学文芸賞受賞作! 異常気象が
日常化する現代。アメリカの新進気鋭作家が気象と人々
のさまざまな関わりを、独創的なアートとルポルタージュ
で紡いだ渾身の作。 

2018/11/09

第57回豊﨑由美アワー「読んでいいとも!ガイブンの輪」年末特別企画 〈12/16(日)〉

第57回豊﨑由美アワー「読んでいいとも!ガイブンの輪」年末特別企画 
オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球 vol.7

おなじみ豊﨑由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な
本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪の番組、ではなくトークショー「読んでいいとも!
ガイブンの輪」通称「よんとも」。
 年末恒例の特別編を、今年は青山ブックセンター本店で開催します。豊﨑さん好みのユニークな海外
文学を刊行している出版社(新潮社、クオン、集英社、国書刊行会、白水社、河出書房新社、早川書房)
の編集者と藤原編集室さんの8人が登場。「オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球」と題し
て、豊﨑さんの司会進行のもと、各社今年のイチオシ本と来年のラインナップについて熱く語ります。

◆日時:2018年12月16日 (日) 
    17:30~20:30(開場 17:00~)
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
    コスモス青山ガーデンフロア (B2F)
    ・表参道駅B2出口 徒歩7分
    ・渋谷駅 (東口 / 宮益坂側) 徒歩13分
◆料金:540円(税込)
◆定員:110名

[申込方法]
 ・店頭受付

イベント詳細ページ


豊﨑由美(とよざき ゆみ)
ライター、書評家。「GINZA」「TVBros.」「週刊新潮」などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』
(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、
『文学賞メッタ斬り!』シリーズ&『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(大森望氏との共著、河出書
房新社)、『石原慎太郎を読んでみた 入門版』(栗原裕一郎氏との共著、中公文庫)、『まるでダメ男じゃ
ん!「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。
Twitterアカウントは@toyozakishatyou

2018/11/09

『グッバイ・クリストファー・ロビン』刊行記念 山内玲子さん×田中美保子さんトーク&サイン会〈12/16(日)〉

出版されてから90年以上。今なお世界中で愛されている『クマのプーさん』。成功したユーモア作家・劇作家で
あったミルンが気楽に書いた4冊の子ども向けの本が爆発的な成功をおさめ、人気が一人歩きしてしまったた
めに、劇作家ミルンは不本意にも忘れられていきます。一方、物語のなかのクリスファー・ロビンのモデルにさ
れた実の息子も、理想化され、有名になり過ぎたことで、苦悩します。その結果、父と子の間には、多くの葛藤
と軋轢が生まれました。しかし、やがて...。
 『クマのプーさん』をめぐる知られざる真実を、待望のイギリスの名著を邦訳した二人が自由に語り合います。


◆日時:2018年12月16日 (日) 14:00~15:30(開場13:30) 
    〒104-8456東京都中央区八重洲2-5-1
    東京メトロ銀座線京橋駅 7番出口(明治屋出口)   
◆参加費:500円(税込) ※当日会場入り口でお支払いください。  
◆募集人員:80名(お申し込み先着順)  ※定員になり次第、締め切らせていただきます。 
[申込方法]1階カウンターにて、ご参加希望の方に参加券をお渡しします。
      (参加整理券1枚につきお1人のご入場とさせていただきます。)
      また、お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
      お電話でお申し込みの方は、当日会場入口で参加費をお支払いいただく際に、
      参加券をお渡しいたします。
      
☆会場で『グッバイ・クリストファー・ロビン』を販売いたします。ご希望の方にはサインも入ります。

イベント詳細ページ
 


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アン・スウェイト/山内玲子・田中美保子 訳 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
プーやその仲間の無邪気な世界とあまりに対照的な影と真実。
それを知ることで、プーやロビンの魔法の森の安らぎと輝きは
増し、いっそう愛おしくなる。人間の幸福の真実を映し出す名
著、待望の翻訳!


2018/11/08

『笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇』が各誌で紹介されました。


『笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇』が各誌で紹介されました。

・週刊新潮11/8号
 評者は上智大学教授の碓井広義氏。
 「脚本を読んでもスクリーンの熱気が伝わってくる。いや、逆だ。脚本に込めた
   笠原の気迫が熱い作品を生んだのだ」
 「テンポのいい場面展開。人物たちの動きがよくわかる簡潔な「ト書き」。そして
   強い印象を残した名セリフがそこにある」

・週刊朝日11/16号
 「日本最大の脚本家・笠原和夫の異形を全三巻の選集で刊行」
 「東映実録やくざ路線を一挙収録」


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笠原和夫 著 
定価 5,400円(本体価格5,000円)
日本映画史に燦然と輝く名作群をのこした日本最大の脚本家
笠原和夫、初の選集。全3巻。第1回配本は『仁義なき戦い』
ほか実録映画篇。未映画化の『実録・共産党』『沖縄進撃作戦』も収録。 


2018/11/07

『夢のウラド』が図書新聞11/10付で紹介されました。

図書新聞11/10付で『夢のウラド』が紹介されました。

評者は文芸評論家、ゲームデザイナーの岡和田晃氏。
 「画期的なのは、右記のような日本におけるマクラウドの受容史をサーヴェイした広範な
   視座にて編まれ、また訳されたものと読める点」
 「作品選定は後半に収められたウィリアム・シャープ作品との対比が意識されているのかも
   しれない。(中略)両者をセットで邦訳し、とりわけ名のみ高かったシャープの中篇
 「ジプシーのキリスト」の全訳が出たのは意義深い」
 「シャープ名義の作品は、あくまでも近代知的な19世紀小説のリアリズムを土台に書かれ、
   語りやモチーフ、あるいは幻想性の生成にしても、多くはマクラウドと中心を挟んで正反
   対に見える」


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フィオナ・マクラウド/ウィリアム・シャープ
中野善夫 訳 
定価 4,968円(本体価格4,600円)
死後に同一人物と明かされた作家、F・マクラウドとW・シャープ。
尾崎翠が思慕し三島由紀夫が讃美した、伝説の作家の作品を初めて
ひとつに集成する。いま百年の時を経て甦るスコットランドの幻想小説集。

2018/11/01

〈国書刊行会 御朱印帳〉の予約を開始いたしました。

〈国書刊行会 御朱印帳〉の予約を開始いたしました。
詳細は特集ページ、または各書誌ページをご覧ください。

〈国書刊行会 御朱印帳〉特集ページ





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